子猫の睡眠時間は18〜20時間が目安

「うちの子、1日中寝てるけど大丈夫かな...」

そう心配になる気持ち、よくわかります!

でも安心してください。

子猫が1日18〜20時間眠るのは、ごく普通のことなんです。

成猫の平均睡眠時間が12〜16時間なのに対して、子猫はそれ以上に眠ります。

特に生まれたばかりの頃は、ミルクを飲む時以外ほぼ眠っている状態。

ちなみに、猫の名前の由来は「よく寝る子」→「寝子(ねこ)」という説もあるほど!
それくらい、猫は眠ることが多い動物なんですね。


【月齢別】睡眠時間の変化をチェック!

成長とともに、睡眠時間は少しずつ短くなっていきます。

月齢ごとの目安を知っておくと安心ですよ♪

生後0〜3週(授乳期)

1日の約90%を眠って過ごします。

ミルクを飲む時以外は、ほとんど目を覚ましません。

この時期はとにかく眠ることが仕事!

生後1〜2ヶ月(離乳期)

睡眠時間は18〜20時間ほど。

好奇心が出てきて動き回るようになりますが、すぐに疲れてコテンと眠ってしまいます。

生後3〜6ヶ月

睡眠時間は16〜18時間程度に。

この頃から「夜の大運動会」が始まる子も...!
体つきもしっかりしてきて、やんちゃ盛りの時期です。

生後6ヶ月以降

12〜16時間と、成猫に近い睡眠時間になります。

生活リズムも安定してくるので、飼い主さんも少しラクになりますよ。


子猫がこんなに長く眠る3つの理由

なぜ子猫はこれほど長く眠るのでしょうか?
理由を知ると、納得できるはずです!

① 成長ホルモンは眠っている間に分泌される

人間の赤ちゃんと同じで、子猫も寝ている間に成長ホルモンが出ています。

骨や筋肉の発達には、たっぷりの睡眠が欠かせないんです。

② 肉食動物は体力を温存する習性がある

猫はもともと狩りをして生きてきた動物。

狩り以外の時間は体力を温存する習性があり、それが今も受け継がれています。

③ 浅い眠りが多いから長時間必要

猫の睡眠の約80%は、浅い眠り(レム睡眠)なんです。

深く熟睡している時間は意外と短いので、トータルで長い睡眠が必要になります。

寝ている時に耳がピクピク動くのは、浅い眠りの証拠ですよ♪


正常?病気?見分け方のポイント

寝てばかりでも、すべてが異常というわけではありません。

ここでは、正常なケースと注意が必要なケースの違いを解説しますね。

心配いらないケース

起きている時に元気があれば、まず問題ありません!

☑ おもちゃに興味を示して追いかける
☑ ごはんをしっかり食べている
☑ うんち・おしっこに異常がない
☑ 毛並みがきれい

こんな様子なら、安心して見守ってあげてくださいね。

要注意なケース

目を覚ましても遊ばず、すぐにまた眠ってしまう場合は少し注意が必要です。

  • おもちゃを見せても反応しない
  • ごはんを残すことが増えた
  • 普段より動きが鈍い
  • 毛並みがパサついている

こんな症状があれば、早めに動物病院を受診しましょう。

すぐ病院へ行くべきケース

以下のような症状は緊急性が高いです!

  • 触っても起きない、起きてもすぐ倒れる
  • 呼吸が荒い、または弱い
  • 下痢や嘔吐が続いている
  • 丸1日以上何も食べていない

迷わず、すぐに動物病院へ連れて行ってくださいね。


子猫を寝かせる時のNG行動

可愛い寝顔を見ると、つい構いたくなりますよね。

でも、次のような行動は避けてあげてください!

むやみに起こさない

気持ちよさそうに眠っている子猫を、撫でたり声をかけたりして起こすのはNG。

成長ホルモンの分泌を妨げてしまう可能性があります。

スキンシップは、起きている時間にたっぷりと♪

寝ている子猫を移動させない

「ここは寒そう...」と思っても、眠っている子を抱き上げて移動させるのは避けましょう。

猫は自分で快適な場所を選んで眠っています。

良かれと思っても、かえってストレスになることがあるんです。

写真を撮る時はフラッシュ禁止

寝顔が可愛くて写真を撮りたくなりますが、フラッシュは厳禁!

猫の目は光にとても敏感なので、強い光は大きなストレスになります。

撮影は自然光で、そっと撮ってあげてくださいね。


夜に寝てくれない時の対処法

「子猫が夜中に走り回って眠れない...」というお悩み、多いですよね。

実は、猫は夜行性ではなく「薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)」という性質を持っています。

これは明け方と夕暮れに活発になる習性のこと。

朝4時に起こされたり、夜中に運動会が始まったりするのは、この習性のせいなんです。

対処法はこの2つ!

1. 日中にしっかり遊ばせる

1回15分程度の遊びを、1日に数回行うのがおすすめ。

体力を使い切れば、夜はぐっすり眠ってくれるようになりますよ♪

2. 夜中に構わない

鳴いたり暴れたりしても、構ってしまうと「騒げば相手してもらえる」と学習してしまいます。

ごはん・水・トイレに問題がなければ、心を鬼にして無視することも大切。

根気強く続けると、少しずつ飼い主さんの生活リズムに合わせてくれるようになります!


安心して眠れる環境の作り方

質の良い睡眠のためには、環境を整えてあげることも大切です。

快適な室温・湿度の目安

  • 室温:20〜28度
  • 湿度:40〜60%

夏はエアコンで涼しく、冬は暖房で暖かく保ってあげてください。

極端な温度変化は、睡眠の質を下げてしまいます。

寝床選びのポイント

☑ 静かで薄暗い場所に設置する
☑ 人の出入りが少ない場所を選ぶ
☑ 複数箇所に用意して選ばせてあげる

猫は気分や気温によって寝る場所を変える習性があるので、寝床は1箇所だけでなく複数あると◎

日当たりの良い場所、涼しい場所など、バリエーションを持たせてあげると喜びますよ♪


寝相でわかる気持ちと体調のサイン

子猫の寝相を観察すると、今の気持ちや体調がわかることも。

普段からチェックしておくと、異変に気づきやすくなります!

お腹を見せて寝ている(へそ天)
→ 完全にリラックス♪ 安心できる環境で暮らせている証拠です。

丸くなって寝ている
→ 寒さを感じているか、周囲を警戒している可能性あり。

 冬場なら室温を上げてあげてください。

急に丸まって寝るようになった
→ 要注意! どこか痛みがあったり、体調が悪かったりする可能性があります。

 食欲や元気も確認して、気になる場合は病院へ。


迎えたばかりの子猫が寝ない時は?

新しくお迎えした子猫がなかなか寝てくれない...という場合、焦らなくて大丈夫!

子猫にとって、新しい家に来ることは大きな環境の変化。

知らない場所、知らない匂い、知らない人...すべてが初めてで緊張しているんです。

こんな風に対応してみて

  1. 最初の2〜3日は、子猫専用のスペースやケージで過ごさせる
  2. ごはん・水・トイレを用意して、静かに見守る
  3. 構いたい気持ちをぐっと抑えて、そっとしておく

環境に慣れてくれば、自然と眠るようになりますよ♪

ただし、1週間以上経っても落ち着かない場合や、ごはんを食べない・下痢や嘔吐があるなどの症状がある場合は、早めに動物病院で相談してくださいね。


まとめ

子猫が1日18〜20時間眠るのは、成長のために必要な自然なこと。

寝てばかりいても、起きている時に元気があれば心配いりません!

こんな時は早めに病院へ

  • 起きても元気がなく、遊びに興味を示さない
  • 食欲がない、または急に食べなくなった
  • ぐったりしていて反応が鈍い
  • 普段と違う寝相が続いている

睡眠は、健康な体を作るための大切な時間です。

快適な環境を整えて、たっぷり眠らせてあげてくださいね♪