介護用ベッドはレンタルと購入どちらがいい?選び方と費用を解説
家族に介護が必要になったとき、気になるのがベッドのこと。
「レンタルと購入、どっちがお得なの?」
「介護保険って使えるのかな...」
「種類がありすぎて、何を選べばいいか分からない!」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
この記事を読めば、導入前に知っておきたいポイントがすっきり整理できますよ♪
介護用ベッドって何?普通のベッドとの違い

介護用ベッドは、介護が必要な方の生活をサポートするために作られた特別なベッドです。
電動で背中を起こしたり、高さを変えたりできるので、寝起きの動作がぐっと楽になります。
使う本人だけでなく、介護する家族の体への負担も減らせるのが嬉しいポイント!
ちなみに、介護保険の制度では「特殊寝台」という名前で呼ばれています。
福祉用具をレンタルするときに出てくる言葉なので、覚えておくと便利ですよ。
導入するとこんなメリットが♪
☑ 起き上がりや立ち上がりが楽になる
☑ 介護する人の腰への負担が軽くなる
☑ ベッドの上で食事や読書がしやすくなる
☑ 床ずれのリスクを減らせる
本人の自立を促しながら、介護する側も楽になる...そんな心強い味方なんです。
こんなサインが出たら導入のタイミングかも?
「まだ早いかな...」と迷っている方も多いと思います。
でも、次のような変化が見られたら、そろそろ検討してみてもいいかもしれません。
布団からの起き上がりに時間がかかる
床に敷いた布団から起き上がるのがつらそう...そんな様子が見られたら要注意。
膝や腰に痛みがある場合、布団での生活は体への負担が大きくなりがちです。
ベッドなら高さがあるぶん、立ち上がりの動作がずいぶん楽になりますよ。
夜中のトイレ介助が増えてきた
夜間のトイレ介助が頻繁になると、付き添う家族の睡眠にも影響が出てきますよね。
ベッドの高さを調節できれば、本人が自力でトイレに行けるようになることも!
結果的に、お互いの負担を減らせます。
介護する家族が腰痛を感じ始めた
おむつ交換や着替えの介助で、腰を痛めてしまう方は少なくありません。
介護を長く続けるためにも、早めの導入を考えてみてくださいね。
種類と機能をざっくり理解しよう

種類がたくさんあって迷いますよね...。
ここでは、押さえておきたい基本をシンプルにまとめました!
モーター数で機能が変わる
1モーター
背上げ機能のみ、または背上げと膝上げが連動するタイプ。
少しサポートがあれば起き上がれる方に向いています。
2モーター
背上げと高さ調節が別々に動くタイプが一般的。
介護する人の作業負担も軽くなります。
3モーター
背上げ・膝上げ・高さ調節がすべて独立して操作可能。
細かく調整したい方におすすめです♪
横幅は3サイズが主流
- 83cm幅...コンパクトで狭い部屋にも◎ 介護者がベッドに近づきやすい
- 91cm幅...最も標準的なサイズ。
迷ったらこれを選べばOK - 100cm幅...ゆったり眠りたい方や体格の大きい方向け
レンタルと購入、結局どっちがお得?
これ、一番気になるところですよね!
結論から言うと...多くの場合、レンタルのほうがお得です。
費用の目安を比較してみると...
| 方法 | 月額・価格の目安 |
|---|---|
| 介護保険でレンタル(1割負担) | 月500〜1,800円程度 |
| 自費でレンタル | 月7,000〜12,000円程度 |
| 購入 | 10万〜40万円以上 |
介護保険が使えれば、月々の負担はかなり抑えられますね。
どちらを選ぶか迷ったら?
☑ 費用を抑えたい → レンタル
☑ 状態の変化に柔軟に対応したい → レンタル
☑ 新品にこだわりたい → 購入
☑ 長期間(3年以上)確実に使う → 購入も検討
まずは介護保険を活用したレンタルから始めるのがおすすめですよ♪
介護保険でレンタルするための条件

「介護保険って誰でも使えるの?」という疑問、ありますよね。
原則は「要介護2以上」が対象
介護保険を使ってレンタルできるのは、要介護2〜5の認定を受けた方です。
まだ認定を受けていない場合は、まず市区町村に申請することから始めましょう。
要支援・要介護1でも借りられる場合がある
実は、軽度の方でも「例外給付」という制度を使えることがあります。
日常的に起き上がりや寝返りが難しく、医師やケアマネジャーが必要と判断した場合が対象です。
気になる方は、担当のケアマネジャーに相談してみてくださいね。
利用開始までの流れ
- 市区町村の窓口で要介護認定を申請
- 認定調査を受けて、要介護度が決定
- ケアマネジャーがケアプランを作成
- 福祉用具事業者と契約し、ベッドが届く
申請から1か月ほどかかることもあるので、早めに動くのがポイントです!
失敗しないための選び方チェックリスト
せっかく導入するなら、後悔したくないですよね。
選ぶときは、次のポイントをチェックしてみてください♪
☑ 使う人の体の状態に合ったモーター数か
☑ 部屋の広さは十分か(ベッド周囲に50cm以上のスペースがあると◎)
☑ 玄関や廊下など、搬入経路は確保できているか
☑ サイドレールの隙間など、安全性は大丈夫か
☑ マットレスは別売りではないか(セットか要確認!)
不安なことがあれば、福祉用具専門相談員に遠慮なく聞いてみましょう。
一緒に揃えたい付属品

ベッド本体だけでなく、付属品も大事なポイントです。
マットレス
利用者の体の状態に合わせて選びましょう。
自分で寝返りが打てる方には硬め、寝たきりに近い方には体圧分散タイプがおすすめ。
サイドレール(柵)
転落や布団のずれ落ちを防いでくれます。
ただし、手すりとして体重をかけるのには向いていないので注意!
介助バー(手すり)
立ち上がりをサポートしたいなら、これがあると安心です。
サイドレールとは違い、しっかり体重をかけられる設計になっています。
ベッド用テーブル
ベッドの上で食事をとる機会が多い方にぴったり♪
サイドレールに差し込むタイプや、キャスター付きなど種類もいろいろあります。
部屋のレイアウトで気をつけたいこと

設置場所を決めるときは、いくつか注意点があります。
スペースの確保
ベッドの両側に50cm以上の空間があると、介護がしやすくなります。
車いすを使う場合は、さらに広めのスペースが必要です。
コンセントの位置
電動式なので、近くにコンセントがあるか確認しておきましょう。
延長コードはつまずきの原因になるので、できれば避けたいところです。
車いすへの移乗を考えた配置
利用者の動かしやすい方向に合わせて、車いすを置くスペースを確保しておくとスムーズですよ。
親に勧めるときの伝え方のコツ
「介護用ベッドを使おう」と提案しても、すんなり受け入れてもらえないことも...。
「年寄り扱い」と感じさせない言葉選び
「介護が必要だから」ではなく、「もっと楽に過ごせるように」と伝えてみてください。
体の負担を減らすためのものだと分かれば、抵抗感も薄れやすくなります。
一緒に選ぶのがポイント
一方的に決めるのではなく、本人の意見を聞きながら選ぶことが大切です。
「自分で選んだ」という意識があると、前向きに使ってもらえることが多いですよ♪
「まずはレンタルで試そう」と提案
いきなり購入ではなく、レンタルから始める提案も効果的。
「合わなかったら返せるから」と伝えると、ハードルがぐっと下がります。
介護度が変わったらどうする?
体の状態は変化するもの。
そんなときの対応も知っておきましょう。
状態が良くなったとき
リハビリなどで改善し、ベッドが不要になることもあります。
レンタルなら返却するだけでOK! 余計な費用はかかりません。
状態が悪化したとき
今のベッドでは機能が足りなくなることも...。
1モーターから3モーターへの変更が必要になるケースもあります。
レンタルなら柔軟に対応できる
状況に合わせて機種を変更できるのが、レンタルの大きなメリット。
長い目で見ると、この柔軟性はかなり心強いですよ。
よくある質問

Q. 医療費控除の対象になる?
残念ながら、レンタル費用は医療費控除の対象外です。
ただし、介護保険を使えば自己負担額を抑えられます。
Q. 畳の部屋にも置ける?
設置は可能ですが、畳に跡が残ることは避けられません...。
気になる場合は、脚の下にカーペットなどを敷くとよいでしょう。
Q. レンタル中に故障したら?
基本的に、事業者が無償で対応してくれます。
定期的な点検もあるので、安心して使えますよ。
Q. 不要になったら引き取ってもらえる?
レンタルなら、連絡すれば引き取りに来てくれます。
搬出費用もかからないケースがほとんどなので、処分の心配はいりません!
まとめ
介護用ベッドは、使う本人と介護する家族の両方にとって、毎日の負担を軽くしてくれる心強い存在です。
費用面や柔軟性を考えると、まずは介護保険を活用したレンタルから始めるのがおすすめ。
体の状態や部屋の環境に合ったものを選ぶために、ケアマネジャーや福祉用具専門相談員にぜひ相談してみてくださいね。
この記事が、ベッド選びの参考になれば嬉しいです♪

























