子犬の睡眠時間は1日18〜19時間が目安

子犬は1日のうち18〜19時間ほどを睡眠に費やします。

起きている時間は、たった5〜6時間程度しかありません。

「寝てばかりいる」と感じるのは、当然のことなんですね。

なぜこんなに長く眠るの?

子犬がたくさん眠るのは、人間の赤ちゃんと同じ理由から。

体や脳が急速に発達するこの時期は、成長ホルモンの分泌に睡眠が欠かせません。

起きている間に経験したことを脳内で整理するのも、眠っている間に行われています。

つまり、子犬にとって睡眠は「元気に成長するためのお仕事」なんです!

年齢別の睡眠時間はどう変わる?

犬の睡眠時間は、年齢によってこんなふうに変化します。

年齢 1日の睡眠時間の目安
子犬(0〜1歳) 18〜19時間
成犬(1〜7歳) 12〜15時間
シニア犬(8歳以上) 18〜19時間

成犬になると睡眠時間は短くなりますが、シニア期に入ると再び長くなる傾向があります。

体力の回復に時間がかかるためなんですね。


【月齢別】子犬の睡眠時間の目安

睡眠時間は月齢によっても異なります。

成長に合わせて少しずつ変化していくので、目安として知っておくと安心ですよ♪

生後3週齢まで

母乳を飲むとき以外は、ほぼ1日中眠っています。

まだ目も開いていない時期なので、とにかく眠ることが仕事!

生後2〜3ヶ月

動きが活発になり、好奇心旺盛にあちこち動き回るように。

でもまだ体力が十分ではないので、遊んだ後はすぐに眠くなります。

睡眠時間は18時間前後が一般的です。

生後4〜5ヶ月

この頃から睡眠パターンに個性が出てきます。

まとめてたっぷり眠る子もいれば、こまめに起きては寝てを繰り返す子も。

とはいえ、まだ14〜16時間程度の睡眠は確保してあげたい時期ですね。

生後6ヶ月〜1歳

体もだいぶ成長し、活動時間が長くなってきます。

1歳に近づくにつれて睡眠時間は徐々に短くなり、成犬と同じ12〜15時間程度に。

飼い主の生活リズムにも慣れ、夜にまとまって眠るパターンが定着してきますよ。


犬種によって睡眠時間は変わる?

「うちの子は他の犬より寝すぎかも...」と気になる方もいるかもしれません。

実は、犬種や体の大きさによっても違いがあるんです。

小型犬(トイプードル・チワワなど)

1日10〜15時間程度が一般的。

ただし、トイプードルは活発に動く分、睡眠時間も長めになる傾向があります。

中型犬・大型犬

大型犬は体を動かすエネルギー消費が大きいため、小型犬より長く眠ることが多いです。

ゴールデンレトリーバーなどは18〜20時間眠ることも!

性格による違いもある

警戒心が強い子は眠りが浅くなりがちで、おおらかな子は深くぐっすり眠る傾向が。

同じ犬種でも個体差があるので、「うちの子の普段の様子」を基準にするのが一番ですね。


子犬がこんなに寝る3つの理由

長時間眠るのには、ちゃんとした理由があります。

体と脳の成長に睡眠が欠かせないから
睡眠中に成長ホルモンが盛んに分泌されています。
「寝る子は育つ」は犬にも当てはまるんです!

起きている間にたくさんのエネルギーを使うから
見るものすべてが新鮮な子犬は、常に全力で遊んだり学んだりしています。
その分、回復に長い睡眠が必要なんですね。

犬は眠りが浅く、こまめに休息を取る習性があるから
犬の睡眠は約80%がレム睡眠(浅い眠り)。
野生時代に外敵からすぐ逃げられるよう、深く眠りすぎない習性が残っているためです。


「寝すぎ?」と心配になったときのチェックポイント

「こんなに寝て大丈夫...?」と不安になったときは、以下をチェックしてみてください。

起きているときに元気があれば大丈夫!

目を覚ましたときに元気よく遊び回っているなら、睡眠は十分に取れている証拠です。

食欲があり、排泄も正常なら心配いりませんよ♪

こんな様子があれば動物病院へ

以下のような症状が見られる場合は、体調不良のサインかもしれません。

  • 起きているときも元気がなく、ぐったりしている
  • 食欲がない、ごはんを食べない
  • 呼吸がいつもと違う
  • 嘔吐や下痢を繰り返している
  • 触ると嫌がる場所がある

気になる様子があれば、早めに相談しましょう。

大切なのは「いつもとの違い」

平均睡眠時間と比べることより、「普段のうちの子」と比べて明らかに様子が違うかどうかが重要です。

日頃から愛犬の睡眠パターンを観察しておくと、変化に気づきやすくなりますね。


逆に注意したい「睡眠不足」のサイン

寝すぎを心配する方は多いですが、実は睡眠不足のほうが問題になることも...。

こんな様子があったら要注意です!

  1. 日中にぐったりしている
    しっかり寝ているはずなのに、疲れが取れていない様子

  2. 些細な音にも敏感に反応する
    ちょっとした物音ですぐに目を覚ましてしまう

  3. 食欲の低下やイライラした行動
    普段より落ち着きがない、甘噛みがひどくなった

これらの症状があれば、睡眠環境を見直してみてくださいね。


寝ている子犬を起こしてはいけない理由

かわいい寝顔を見るとつい構いたくなりますよね...。

でも、寝ている子犬は起こさないのが鉄則なんです!

理由はこちら↓

☑ 睡眠中に成長ホルモンが分泌されている

☑ 脳が日中の学習内容を整理している時間

☑ 途中で起こすと成長やしつけの定着に影響することも

かわいくても「そっとしておく」が正解です。

起きたときにたっぷり遊んであげれば、子犬も満足してくれますよ♪


子犬がぐっすり眠れる環境の作り方

質の良い睡眠のためには、安心して眠れる環境づくりが大切です。

寝床づくりの4つのポイント

  1. 狭くて暗い場所が落ち着く
    犬はもともと巣穴で暮らしていた動物。
    ケージやクレートを活用して、専用の落ち着けるスペースを作ってあげましょう。

  2. 寝床とトイレは離して設置
    犬は清潔な場所を好むため、近いと落ち着いて眠れません。

  3. 静かで人の出入りが少ない場所を選ぶ
    リビングの真ん中など、往来が多い場所は避けて。
    ただし完全に隔離すると寂しがるので、適度に気配を感じられる場所がベストです。

  4. 室温は暑すぎず寒すぎない温度に
    子犬は体温調節がまだ上手にできません。
    エアコンの風が直接当たらないよう配置も工夫してくださいね。


子犬の夜泣きで眠れないときの対処法

子犬を迎えて間もない頃は、夜泣きに悩まされることも少なくありません。

夜泣きの主な原因

  • 寂しさや不安(母犬や兄弟犬と離れたばかり)
  • お腹が空いている
  • トイレに行きたい
  • 寝床の環境が落ち着かない

まずは原因を探ることが、解決への第一歩です!

試してみたい対処法

飼い主のにおいがついたタオルを寝床に入れる
においは安心材料になります。
着古したTシャツでもOK!

寝る前に軽く遊んでエネルギーを発散させる
日中にエネルギーを使いきれていないと、夜になっても目が冴えてしまいます。

鳴いても毎回かまいすぎない
夜泣きのたびにかまうと、「鳴けば来てくれる」と学習してしまうことも。
原因を確認したうえで問題がなければ、静かに見守ることも必要です。

ただし、お迎えしたばかりの数日間は同じ部屋で過ごすなど、柔軟に対応してあげてくださいね。


飼い主の生活リズムも影響する?

意外と見落としがちですが、飼い主の生活パターンは子犬の睡眠に大きく影響します。

家庭で暮らす犬は、飼い主の生活リズムに自然と合わせていくもの。

飼い主が夜型なら犬も夜型に、朝型なら朝型になる傾向があるんです。

気をつけたいポイント

  • 日中の留守番が長いと、昼間ずっと眠って夜に寝つきにくくなることも
  • 帰宅後にたっぷり遊んであげると、夜の睡眠の質がアップ!
  • 食事・散歩・就寝の時間をなるべく一定にすると◎

規則正しい生活リズムは、子犬の体内時計を整えるのに効果的ですよ。


子犬の寝相でわかる気持ち

寝相をよく観察すると、そのときの気持ちがわかることがあります♪

丸まって寝ている
→ 少し警戒している、または寒いのかも。
まだ環境に慣れていない時期に多い寝相です。

横向きで足を伸ばしている
→ 安心してリラックスしている証拠!快適な睡眠環境が整っているといえますね。

仰向けでお腹を見せている(へそ天)
→ 警戒心ゼロ!飼い主を信頼しきっているときに見られます。
これは最大の信頼の証ですよ♪


まとめ

子犬が長時間眠るのは、健やかに成長するために必要なこと。

1日18〜19時間という睡眠時間は、決して「寝すぎ」ではありません!

覚えておきたいポイント

☑ 起きているときに元気があれば心配なし

☑ 安心して眠れる環境を整えてあげる

☑ 寝ている子犬は無理に起こさない

☑ 日頃から睡眠パターンを観察しておく

愛犬の睡眠をしっかりサポートして、元気に成長する姿を見守ってあげてくださいね♪