猫が寝場所を決める理由とは?位置別の心理と変わったときの注意点

昨日は足元だったのに、今日は枕元。
かと思えば急にクローゼットの中...。
そんな気まぐれに見える行動にも、実は猫なりのちゃんとした理由があるんです!
この記事を読めば、愛猫の寝る場所に隠された気持ちがきっとわかるはず♪
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猫が寝場所を選ぶときに重視している3つのポイント

猫は「なんとなく」で寝る場所を決めているわけではありません。
野生時代から受け継がれた本能が、今も働いているんですよ。
☑ 安全だと感じられるか
眠っている時間は、猫にとって最も無防備な状態。
だから「ここなら大丈夫」と思える場所を本能的に選びます。
高い場所や狭い場所を好むのは、周囲を見渡せたり身を隠せたりするから。
家の中でも、猫は自分なりに安全な場所を見極めているんですね。
☑ 温度が心地よいか
猫は暑さにも寒さにも敏感です。
夏はフローリングや風通しのよい場所、冬は日当たりのよい窓際や暖房の近くへ。
季節によって寝る場所がコロコロ変わるのは、体温調節のための自然な行動なんです。
☑ 飼い主との距離感がちょうどいいか
甘えたいときは近くに、一人になりたいときは離れた場所に。
猫はその日の気分で、飼い主との距離を調整しています。
「今日は足元か〜」「今日は別の部屋だね」と観察してみると、愛猫の気持ちの変化が見えてくるかもしれません♪
寝る位置でわかる猫の気持ち

猫が飼い主のそばで寝るとき、どの位置を選ぶかで心理状態が違います。
それぞれの場所に込められた気持ちを見ていきましょう!
顔の近く・枕元で寝るとき
顔のそばは猫にとっても無防備になる場所。
ここで安心して眠れるのは、飼い主を心から信頼している証拠です。
子猫時代に戻ったような甘えたい気持ちや、飼い主のにおいを感じて安心したい気持ちが表れていますよ。
胸やお腹の上で寝るとき
飼い主の心臓の音が聞こえる胸やお腹の上は、猫にとって最高の安心スポット!
母猫のお腹の中にいた頃を思い出し、深いリラックス状態になっているともいわれます。
とても甘えん坊な性格の子に多い傾向がありますね。
脇の下・腕枕で寝るとき
脇の下は飼い主のにおいが強く残る場所。
ここを選ぶ猫は、飼い主を完全に受け入れて強い信頼を寄せています。
腕枕を求めてくる場合は、密着した関係を望んでいたり、少し寂しさを感じていることも...。
足元で寝るとき
足元は「そばにいたいけど、ベタベタはしたくない」猫が選ぶ場所。
何かあればすぐ逃げられるポジションでもあるので、適度な距離感を保ちたい大人タイプの子に多く見られます。
信頼はしているけど、自分のペースも大事にしたいという気持ちの表れですね。
布団の中に潜り込んでくるとき
布団の中は暖かくて、飼い主のにおいに包まれる最高に心地よい空間♪
寒がりで甘えん坊な猫に多い行動で、冬になると急に潜り込んでくるようになる子もいます。
飼い主から離れた場所で寝るとき
別の部屋やクローゼットの中など、離れた場所で寝る猫は自分のパーソナルスペースを大切にするタイプかも。
決して飼い主を嫌っているわけではなく、その子なりの距離感で愛情を示しているケースがほとんどですよ。
ただし、飼い主の寝相が悪くて過去に怖い思いをした可能性も...?
猫が寝場所を変える5つの理由
「昨日と違う場所で寝てる...」と気づいたとき、何か問題があるのか心配になりますよね。
多くの場合は自然な行動ですが、理由を知っておくと安心です!
季節や室温の変化に対応している
暑くなれば涼しい場所へ、寒くなれば暖かい場所へ移動するのはごく自然なこと。
一日の中でも日当たりの変化に合わせて場所を変えることがあります。気分によって落ち着く場所が違う
人間と同じように、猫にも気分の波があります。
甘えたいときは近くに、静かに過ごしたいときは隠れられる場所に...。「外敵がいないか」確認している
同じ場所で寝続けると外敵に居場所を特定されやすくなるため、本能的に場所を変える習性があります。
家の中が安全とわかっていても、この本能は残っているんですね。新しい家具やニオイに反応している
家具の配置を変えたり来客があったりすると、猫は敏感に反応します。
見慣れないものがあると落ち着かなくなって、別の場所を選ぶことも。体調が優れないサインの可能性も
急に隠れるような場所ばかり選ぶようになった場合は注意が必要です。
他にも気になる様子があれば、早めに獣医師に相談しましょう。
こんな変化は要注意!体調不良のサインかも
寝る場所の変化が病気のサインであるケースもあります。
以下のような様子が見られたら、注意深く観察してくださいね。
急に隠れるような場所で寝るようになった
押し入れの奥やベッドの下など、普段は行かない暗くて狭い場所に隠れるように。
猫は体調が悪いと本能的に身を隠そうとします。いつもと違う姿勢でうずくまっている
いつも以上に体を強く丸めていたり、足を地面につけたままうずくまっている場合は、痛みや不調を感じているサインかも...。食欲や元気がなくなっている
寝る場所の変化に加えて、ごはんを食べない・ぐったりしているなどの症状があれば、できるだけ早く動物病院へ!
寝る場所の変化だけで病気と決めつける必要はありませんが、他の異変と合わせて判断することが大切です。
一緒に寝てくれない...距離を縮めるヒント

「うちの猫は一緒に寝てくれない」と寂しく感じている方も多いかもしれません。
でも、それにはちゃんと理由があるんです!
もともと単独行動が好きな性格かも
猫は本来、一人の時間を大切にする動物。
一緒に寝てくれないからといって、信頼されていないわけではありません。
同じ部屋にいるだけでも、猫なりに「そばにいたい」と思っている可能性がありますよ♪
過去に驚かせた経験はない?
寝ているときに急に抱き上げられたり、大きな音で起こされたりした経験があると、猫は警戒心を持つことがあります。
寝返りが激しい飼い主さんの場合も、下敷きになりそうで怖いと感じているかも...。
「選ばれる飼い主」になるコツ
猫との距離を縮めたいなら、無理に近づくのは逆効果!
猫のペースを尊重して、自分から寄ってくるのを待ちましょう。
日頃から穏やかに接して、安心できる存在だと認識してもらうことが大切です。
ある日突然、隣に来て寝てくれるようになるかもしれませんよ♪
猫が喜ぶ寝場所の作り方
愛猫のために快適な寝床を用意してあげたいと思ったら、家にあるもので十分対応できます!
段ボール+毛布で簡単♪隠れ家ベッド
猫は狭くて暗い場所が大好き。
段ボール箱の一面に出入り口用の穴を開けて、中に柔らかい毛布やタオルを敷くだけで完成です。
飼い主のにおいがついた古い服を入れてあげると、さらに安心できる空間になりますよ。
高い場所に寝床を作るときのポイント
棚の上やキャットタワーなど高い場所に寝床を作る場合は、安定感を重視しましょう。
- 落下の危険がないか確認する
- 滑りにくい素材のマットやクッションを敷く
- 緊急時に飼い主の手が届く位置にする
夏と冬で素材や置き場所を変える
季節に合わせて寝床を調整してあげると、猫が快適に過ごせます。
- 夏 → 通気性のよい素材やひんやりシート、風通しのよい場所
- 冬 → ふわふわの毛布やフリース素材、日当たりのよい窓際
複数の寝床を用意して、猫自身に選んでもらうのもおすすめです♪
多頭飼いで気をつけたい寝場所のルール

猫を複数飼っている場合は、寝場所にも少し配慮が必要です。
寝床は「猫の数+1」以上を用意
お気に入りの場所が被ったときに逃げ場がないと、猫同士のストレスや争いの原因になることがあります。
それぞれが安心して眠れる「自分だけの場所」を確保してあげましょう。
取り合いになったら?
同じ場所を巡ってケンカになる場合は、似たような条件の寝床を別の場所にもう一つ作ってみてください。
高さ・温度・静かさなど、猫が好む条件を満たした場所を増やすことで解決することも多いですよ。
年齢によって変わる寝場所の傾向

猫の年齢によっても、好む寝場所は変化していきます。
| 年齢 | 傾向 |
|---|---|
| 子猫 | 母猫のぬくもりを求めるように、飼い主のそばで寝たがる。 この時期に一緒に寝る習慣ができると大人になっても続くことが多い |
| 成猫 | 自立心が芽生え、自分だけのお気に入りスポットを見つけることも。 これは成長の証なので心配いりません |
| シニア猫 | 足腰が弱くなり、高い場所への移動が負担に。 低い位置に段差の少ないベッドやクッションを用意してあげると◎ |
まとめ

猫が寝場所を選ぶ行動には、安全への本能・温度への敏感さ・飼い主への気持ちなど、さまざまな理由が隠れています。
足元で寝るか枕元で寝るか、布団の中か外か。
そんな小さな違いにも、愛猫なりのメッセージが込められているんですね。
急に寝場所が変わったときは、季節や環境の変化が原因であることがほとんど。
ただし、他に気になる症状があれば早めに獣医師に相談することも忘れずに!
毎日の寝場所をちょっと意識して観察してみると、愛猫との暮らしがもっと深く、楽しいものになりますよ♪


















