
夏が近づくと、フローリングにべたっと寝そべるうちの子を見て「ちょっと暑そうかも、、、」と気になってきますよね。
そんなときに候補に挙がるのが、見た目も涼しげなラタン(籐)素材の猫ベッド。
でも「本当に涼しいの?」「どんな形を選べばいいの?」と迷う飼い主さんも多いんです。
この記事では、猫がラタンベッドを心地よく感じる理由から、形・サイズ・お手入れの選び方、そしてタイプ別のおすすめまでまるごとご紹介します。
お部屋になじむ天然素材で、うちの子の夏をひんやり快適にしてあげましょう。
記事の監修者
そもそもラタンって何?というところから、正直ちょっと気になりますよね。
ラタン(=ヤシ科のつる植物「籐」を編み込んだ天然素材) は、家具やかごバッグでもおなじみの素材なんです。
このラタンが、夏の猫ベッドととても相性がいいんですよ。
ラタンの最大の特徴は、編み目のすき間から空気がスッと通り抜けること。
体の下に熱がこもりにくいので、暑がりな子も「フローリングよりここが涼しい」と感じてくれることが多いんです。
毛量が多い子や、もふもふの長毛種は特に夏の熱がこもりやすいので、通気性のいい寝床はうれしいポイントですよね。
ラタンは触れたときにさらっとした自然な涼しさがあるのもいいところ。
しかもナチュラルな風合いで、リビングに置いても生活感が出にくいんです。
「ベッドは欲しいけど、お部屋の雰囲気を壊したくない」という方にこそ、天然素材のラタンはぴったりなんですよ。

まずは定番の丸型から見てみましょう。
手編み風の風合いがやさしい一台がこちら。
天然素材風の編み込みで、通気性のよさとさらっとした肌触りが魅力。
丸型は体を丸めて眠る子にフィットしやすく、夏も冬も使いやすいベーシックな形です。
ひとくちにラタンベッドと言っても、形やサイズで使い心地はけっこう変わるんです。
ここでは押さえておきたい3つのポイントを整理しますね。
猫は寝場所の好みに個体差が大きいもの。
形ごとの特徴を知っておくと選びやすくなります。
高い場所や揺れる場所を好む子も多いので、ゆらゆら揺れる吊り下げ式は夏の特等席になってくれますよ。
ころんとした球体デザインのこちらは、見ているだけで涼しげなんです。
天然のラタンを丁寧に編み込んだ球体タイプ。
台座付きで安定感があり、通気性も抜群。
包まれる安心感と、ゆれる心地よさの両方を楽しめる一台です。

「ベッドというより、お昼寝スポットを作ってあげたい」という方には木製フレームのハンモックも候補に。
美しい曲線の木製フレームに、熱がこもりにくい編み込み素材を組み合わせたハンモック。
ふんわり体にフィットして、一年を通してお昼寝スペースとして使えます。
意外と見落としがちなのがサイズと安定感なんですよ。
ラタンは硬さのある素材なので、小さすぎると窮屈に感じる子もいます。
体を丸めても少し余裕があるくらいのサイズを目安に、ぐらつかない安定した作りのものを選ぶと安心です。
床から浮かせるタイプは湿気も防ぎやすいので、梅雨どきにも頼れます。
天然木フレームに、爪とぎもできる麻素材を組み合わせた通気性のいいハンモック。
床から離れた構造で蒸れにくく、ナチュラルな見た目もお部屋になじみます。
毎日使う場所だからこそ、清潔に保てるかは大事なポイント。
ラタン調や籐編みのマットには、表面のシーツが洗えるタイプもあります。
抜け毛やよだれが気になる季節は、丸洗いやさっと拭けるお手入れのしやすさで選ぶと、ぐっとラクになりますよ。
なお、天然素材だから絶対に安心、とは言い切れない部分もあります。
素材アレルギーが気になる場合は、素材表示を確認のうえ、必要に応じて獣医師に相談してみてくださいね。
ここからは、選び方を踏まえたおすすめを使い心地のタイプ別にご紹介します。
体を伸ばしてゴロンと眠りたい子には、フラットな籐マットが快適。
畳のような感覚で、こもった熱をやさしく逃がしてくれます。
天然藤編み(=しなやかで通気性に優れた天然素材)を使った夏用ベッド。
さらっとした肌触りで蒸れにくく、体を伸ばして眠りたい子にぴったりのフラットタイプです。
放熱効果を重視するなら、3D構造で空気が動くこちらも見逃せません。
高品質ラタン製の3D構造マット。
余分な熱を効果的に逃がし、内層はやわらかなクッションで快適さも両立。
表面のシーツは洗えるので、清潔をキープしやすいのもうれしいですよね。

ラタンの涼しさに、 接触冷感(=触れた瞬間にひんやり感じる素材) を組み合わせた欲張りな一台もあります。
暑がりさんには、こうした合わせ技が頼もしいんです。
接触冷感機能付きの籐席マットを組み合わせた一台。
体感温度を下げる効果が期待でき、通気性もばっちり。
暑い季節を少しでも涼しく過ごしてほしい子におすすめです。
放熱性を重視するなら、籐編み表面のクールシートタイプも。
天然の籐繊維を使った夏用マット。
表面の籐編みが優れた放熱効果を発揮し、丸洗い可能でお手入れも簡単。
耐久性にも配慮された作りで、毎日気持ちよく使えます。
「リビングの主役になるような、上質な一台がほしい」という方には、家具のような佇まいのソファ型を。
安定感のある天然木フレームと、通気性抜群の藤編みを組み合わせた犬猫兼用ソファ型。
丸みのある優しいデザインで、ふかふかクッション付き。
お部屋になじむ存在感で、長く愛用したい上質さです。

実は、夏の涼感ベッドはラタンだけじゃないんです。
同じ天然素材系で、竹(バンブー)やい草も猫の夏寝床として人気なんですよ。
肌ざわりや風合いが少しずつ違うので、うちの子の好みに合わせて選んでみてくださいね。
まずは竹素材。
ひんやりとした感触が特徴です。
通気性に優れた竹素材を使った冷感マット。
天然素材が体温を逃がし、クッション性のある縁付きで安心感もプラス。
さらりとした竹特有のひんやり感を好む子に向いています。
和の趣がある、い草風の編み込みマットも涼しげ。
い草(=畳にも使われる、通気性と調湿性にすぐれた天然系素材)風の清涼マット。
熱を逃がして体温を快適に保ち、ふちはやわらかなクッション素材。
ワンポイント刺繍付きで見た目もかわいいんです。
それぞれ風合いが違うので、 「うちの子はどの感触が好きかな?」 と想像しながら選ぶ時間も、けっこう楽しいですよね。
猫のラタンベッドは、編み目から熱を逃がす通気性と、お部屋になじむナチュラルな見た目が両立した、夏にうれしい寝床です。
選ぶときは、形(丸型・吊り下げ・マット)・サイズと安定感・お手入れのしやすさの3つを意識すると、ぐっと選びやすくなります。
ラタンのほかにも竹やい草など天然の涼感素材があるので、うちの子の好みや、お部屋の雰囲気に合わせて選んでみてくださいね。
今年の夏は、ひんやり気持ちいいお気に入りスポットで、うちの子にゆったり過ごしてもらいましょう。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
MofuRoom(モフルーム)は、ペットベッドに特化した専門通販サイトです。 「かわいいが基準のベッド選び」をコンセプトに、デザイン性と機能性を両立したベッドだけを厳選しています。
一般的なペット用品サイトとは異なり、ペットの睡眠習性を起点に、「素材の安全性」「保温性・通気性」「お手入れのしやすさ」「インテリアとの調和」の4つの基準で全アイテムを評価。
愛猫・愛犬が本当に使ってくれるベッド選びをサポートします。