
床にペタッと敷いたベッドだと、夏場に「なんだか蒸れてそう…」「うちの子が暑がってる気がする」と感じたことはありませんか。
実は、床から浮かせて風の通り道をつくるすのこ構造(高床式)のベッドは、こもりがちな熱や湿気をスッと逃がしてくれる頼もしい味方なんです。
この記事では、犬用のすのこ・高床式ベッドがなぜ夏や梅雨に向いているのか、メッシュ・籐編み・木製フレームといった素材ごとの違いや、うちの子に合った選び方をわかりやすくお伝えします。
暑い季節の寝床選びに迷っている飼い主さんは、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
記事の監修者
「すのこベッド」と聞くと、木の板を並べたあの寝具を思い浮かべる方も多いですよね。
犬用のすのこベッドも考え方は同じで、脚やフレームで床から本体を持ち上げて、下に空気の通り道をつくったベッドのことを指します。
こうした構造は「高床式(=床から数センチ〜十数センチ浮かせた設計)」とも呼ばれていて、夏用ドッグベッドの定番スタイルなんですよ。
床にじかに置くタイプと違って、寝床の下を風がスーッと抜けていくのがいちばんの魅力です。
正直、真夏の床は思っている以上に熱がこもりやすいもの。
フローリングの照り返しや、湿気を含んだ空気は、わんちゃんの体感温度をじわじわ上げてしまうことがあります。
その点、すのこ構造なら次のようなうれしいポイントがあるんです。
暑がりさんタイプのうちの子はもちろん、梅雨のジメジメ対策としても心強い選び方なんですよね。

まず手に取りやすい一台から見てみましょう。
高密度のメッシュ(=網目状で風を通しやすい生地)を張った高床タイプで、直接の水洗いに対応しているのがうれしいところ。
折りたためるので、使わない季節はコンパクトに収納できます。
ひとくちに高床式といっても、寝面の素材によって触り心地や雰囲気がけっこう変わります。
ここでは代表的な3タイプを、それぞれの持ち味とあわせて紹介しますね。
いちばんスタンダードで選びやすいのが、メッシュ生地の高床式ベッドです。
網目から風がぬけるので、寝面そのものがこもりにくく、汗ばむ季節でもさらっとした寝心地をキープしやすいんですよ。
オールシーズン使いたい飼い主さんには、こんな一台がなじみやすいはず。
通気性に加えて速乾性にも配慮された高床式メッシュで、丸洗いに対応。
汗や湿気が気になる時期でも、清潔に保ちやすい実用派です。
続いては、夏本番向けのしっかりクール仕様。
床から高さのある設計で、ベッド下に自然な風が通る夏用タイプ。
体を伸ばしてくつろげるフラット構造なので、お昼寝にも夜の睡眠にも使いやすいんです。

小型〜中型のわんちゃんまで幅広く対応してほしい、という場合はこちら。
丈夫なフレーム構造とメッシュ寝面を組み合わせた高床式で、床からの熱を遮りつつ風通しを確保。
すっきりした見た目で、置き場所を選びにくいのも助かります。
大きめサイズのうちの子には、枕付きでゆったり休めるこのタイプもおすすめ。
6.5センチの首まくら付きで、体の大きいわんちゃんもラクな姿勢で休みやすい折りたたみメッシュベッド。
透湿性に配慮されていて、暑い季節も涼しく過ごしやすい設計です。
お部屋の雰囲気も大切にしたい飼い主さんには、籐(=植物のつるを編んだ、通気性のよい天然素材)風のデザインが人気です。
編み目から風が抜けるうえ、ナチュラルな見た目で夏のインテリアにもすっとなじみます。
細かく編み込まれた籐編み風の表面で、熱や湿気をためこみにくい夏向けベッド。
汚れが付きにくくお手入れしやすいので、毎日気持ちよく使えます。
しっかりした佇まいと通気性を両立したいなら、木製フレームの高床式もいい選択肢です。
パイプ脚や木脚でしっかり支える構造は、寝相の大きなわんちゃんでも安心して体を預けやすいんですよ。
四隅のパイプ脚で床から浮かせた構造で、熱がこもりにくいメッシュ寝面を採用。
軽くて移動もラクなので、季節や気分で置き場所を変えたい方にも向いています。
リビングに置いても様になる、上質な天然木タイプを探している飼い主さんにはこちら。
安定感のある天然木フレームと通気性抜群の藤編みを組み合わせた、犬猫兼用のソファ型ベッド。
ふかふかのクッション付きで、涼しさとくつろぎ感を両立した一台です。
リビング設置を前提に、素材や質感にこだわりたい飼い主さんにぴったり。

素材が決まったら、次に見てほしいのがサイズと脚の高さです。
うちの子が横になって少し余裕があるくらいの広さを目安にすると、ゆったり体を伸ばして休みやすくなります。
大型犬や、外でも使いたいというご家庭には、金属フレームでしっかり支えるタイプが頼もしいですね。
丈夫な金属製フレームで大型犬にも対応する組立式の高床メッシュベッド。
床からの高さがあるぶん風通しがよく、室内外どちらでも使いやすい設計です。
一方で、シニア犬や足腰にやさしくしてあげたい場合は、脚の低いタイプのほうが出入りしやすいこともあります。
短脚デザインで床から適度に浮かせつつ、乗り降りの負担を抑えた通気性ベッド。
キャンバス(=丈夫で厚手の帆布)素材のカバーは取り外して洗えるので、衛生面でも安心です。
段差が気になる子には、こうした低めの高床タイプから試してみてくださいね。
すのこ・高床式は快適な反面、いくつか押さえておくと安心なポイントもあります。
うちの子の年齢や性格には個体差があります。
「高いところが好きな子」もいれば「低くて落ち着ける場所を好む子」も多いので、様子を見ながら合うスタイルを選んであげてくださいね。
犬用のすのこ・高床式ベッドは、床から浮かせて風を通すことで、熱や湿気がこもりにくい涼しい寝床をつくってくれる頼れる存在です。
さらっと使えるメッシュ、見た目も涼やかな籐編み風、安定感のある木製フレームと、素材ごとに個性があるのがおもしろいところなんですよね。
サイズや脚の高さ、洗いやすさもあわせてチェックすれば、うちの子にぴったりの一台がきっと見つかります。
この夏は、風の通り道のある心地よいベッドで、わんちゃんの毎日をもっと快適にしてあげましょう。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
MofuRoom(モフルーム)は、ペットベッドに特化した専門通販サイトです。 「かわいいが基準のベッド選び」をコンセプトに、デザイン性と機能性を両立したベッドだけを厳選しています。
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