
「犬が寝る時、ケージにそのままだとなんだか可哀想、、、」そう感じて布を敷いてあげたい飼い主さん、多いですよね。
でも、どんな布を選べばいいのか、丸洗いできるのか、夏と冬で変えたほうがいいのか、、、意外と迷うポイントがたくさんあるんです。
この記事では、ケージで寝る時に敷く布・マットの選び方を、季節・素材・お手入れのしやすさの3つの視点からやさしく解説します。
うちの子がもっとぐっすり眠れる、ぴったりの一枚がきっと見つかりますよ。
記事の監修者
結論から言うと、ケージの床に布やマットを敷いてあげると、多くのわんちゃんが快適に過ごしやすくなります。
ケージの底面はプラスチックや金属のトレーになっていることが多く、そのままだと硬くてひんやりしがち。
体を横たえたときに底付き感があると、落ち着いて眠りにくい子もいるんです。
やわらかい布が一枚あるだけで、体への当たりがやさしくなって、「ここが自分の安心できる寝床」という感覚を持ちやすくなりますよね。
ただ、これはあくまで一般的な目安。
囲まれた硬めの場所のほうが落ち着く子や、夏場はひんやりした床を好む子もいて、そこは本当に個体差があります。
うちの子の様子を見ながら、心地よさそうな一枚を探していきましょう。

ケージの中で使う布やマットには、ベッド単体で使うときとは少し違った条件が出てきます。
この3つを軸に選ぶと、失敗しにくくなりますよ。
まずは一年を通して使いやすい、薄手で丸洗いできるマットタイプ(=厚みを抑えたフラット形状の敷物)から見ていきましょう。
肌触りのやさしいタオル生地で、裏面には滑り止めが付いたこちらは、ケージの床にそのまま敷きやすい一枚です。
さらっとしたタオル地なので季節を問わず使いやすく、汚れても丸洗いできるのが安心。
高密度の中綿でへたりにくいのもうれしいポイントなんです。
犬が寝る時に敷く布は、季節に合わせて衣替えする感覚で選ぶと、一年中快適に過ごしやすくなります。
夏と冬で、うちの子が求める心地よさはけっこう変わるんですよね。
暑い季節のケージの中は、思っている以上に熱がこもりやすい場所。
そんなときに活躍するのが、接触冷感素材(=触れた瞬間にひんやり感じるさらっとした生地)を使ったマットです。
こちらは撥水加工付きで折りたためるタイプ。
飲み水がこぼれても弾いてくれるので、ケージ内でも扱いやすいんです。

さらっとした冷感生地で体感温度をやわらげてくれるので、夏場のお昼寝にぴったり。
撥水仕様だからお手入れが簡単なのも、暑い時期にはありがたいですよね。
冷感マットは、通気性を保つためにも定期的に洗って清潔にしておくのがおすすめです。
寒い季節は、ボア素材(=羊毛のようにふわふわした起毛生地)や裏起毛のあたたかい布が心強い味方になります。
電気を使わなくても、体温をやさしく包み込んで逃がしにくくしてくれるんです。
ふんわりとしたボアが体を包み込む冬用マット。
丸くなって眠る子にも、のびのび寝たい子にも合わせやすい広めサイズで、カバーは取り外して洗えます。
もう少し安心感が欲しい子には、縁に高さのあるカドラータイプ(=ふちが立ち上がってあごを乗せられる形)もいいですよ。
出入り口側だけ縁を低くしてあるので、足腰への負担が少なめ。
囲まれた空間が好きな子や、シニア期に差しかかったわんちゃんにもやさしい設計なんです。
ケージで寝る時になかなか落ち着けない、、、そんな子には、囲まれて隠れられる形状が向いていることがあります。
周りが囲まれていると、外からの刺激が減って安心しやすいんですよね。
とくに怖がりな子や、狭くて暗い場所を好むタイプの子には、ドーム型ハウス(=屋根まで覆われた隠れ家のような形)が寄り添ってくれます。
保温性の高い素材で、冬のケージの中でもぬくもりをキープ。
カバーは取り外して洗えるので、隠れ家タイプでも清潔を保ちやすいのが魅力です。

ケージのサイズに余裕がある場合は、こうしたドーム型をそのまま中に入れてあげる使い方もできます。
「布を敷く」から一歩進んで、ケージの中に小さな寝室を作ってあげるイメージですね。
寝る時の布は、どうしても抜け毛やよだれ、足の汚れが付きやすい場所。
だからこそ、丸洗いできるか・カバーが外せるかは選ぶときの大事なポイントなんです。
一年中使えて、しかもカバーを外して洗えるオールシーズンタイプなら、季節の変わり目にも重宝しますよ。
立体裁断で中綿が偏りにくく、ふんわり感が長持ち。
縁がやわらかいのであごを預けやすく、ケージ内でもくつろぎやすい一枚です。
洗い替えを考えると、サイズ展開が豊富でカバーを気軽に洗えるタイプを選んでおくと、多頭飼育の飼い主さんにも便利。
小型犬から大型犬まで幅広いサイズがあり、底面には滑り止め加工付き。
洗えるカバーでいつでも清潔を保ちやすいので、複数のケージ分をそろえたいときにも選びやすいんです。
素材によっては肌がデリケートな子に合わないこともあるので、アレルギーが気になる場合は素材表示を確認し、心配なときは獣医師に相談してみてくださいね。
布やマットを選ぶとき、意外と見落としがちなのがケージの内寸との相性です。
大きすぎるとケージの中でよれてしまい、小さすぎると隙間ができて落ち着かないことも。
購入前に、ケージの底面の縦横をメジャーで測っておくと安心ですよ。
厚手でふかふかの寝心地を求めるなら、シャギータイプ(=長めの毛足でボリュームのある生地)のマットもおすすめ。
厚みのあるクッションが体圧をやさしく分散してくれて、裏面は滑り止め付き。
大型犬にも対応した広めサイズなので、ケージが大きめのお家にも合わせやすいんです。
反対に、ケージの床にすっきり収めたいなら、縁のないラウンド型でも厚みを抑えたタイプを選ぶと収まりが良くなります。
丸くなって眠るのが好きな子にぴったりのラウンド型で、こちらもオールシーズン対応。
クッションに適度な厚みがあり、底付き感をやわらげてくれます。
犬が寝る時のケージに敷く布は、季節・素材・洗いやすさ・サイズの4つを意識すると選びやすくなります。
夏はひんやり通気性、冬はもふもふ保温、そして一年を通して清潔を保てる丸洗い対応が心強い味方です。
怖がりな子には囲まれるドーム型、甘えん坊さんには縁のあるカドラー型と、うちの子の性格に合わせてあげると、より安心して眠れる寝床になりますよね。
ただ、どんな布が心地よいかは本当に個体差があります。
最初はうちの子の反応を見ながら、少しずつぴったりの一枚を探していきましょう。
あなたのわんちゃんが、ケージの中で毎晩ぐっすり眠れますように。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
MofuRoom(モフルーム)は、ペットベッドに特化した専門通販サイトです。 「かわいいが基準のベッド選び」をコンセプトに、デザイン性と機能性を両立したベッドだけを厳選しています。
一般的なペット用品サイトとは異なり、ペットの睡眠習性を起点に、「素材の安全性」「保温性・通気性」「お手入れのしやすさ」「インテリアとの調和」の4つの基準で全アイテムを評価。
愛猫・愛犬が本当に使ってくれるベッド選びをサポートします。