
「子どもが卒業したベビーベッド、捨てるのはもったいないけど場所を取るし、、、」そんなふうに悩んでいる飼い主さん、実はとても多いんですよね。
しっかりした木枠のベビーベッドは、少し手を加えるだけでわんちゃん専用の落ち着けるケージやサークルに生まれ変わります。
ただ、リメイクには「柵のすき間」「塗装」「高さ」など、事前に知っておきたい安全ポイントもあるんです。
この記事では、ベビーベッドを犬用ケージにリメイクするアイデアと注意点、そしてリメイク後のスペースにぴったり収まるベッド選びまで、まるっとお伝えしていきます。
記事の監修者
まず、なぜベビーベッドが犬用ケージのリメイク素材として人気なのか、、、そこから触れていきますね。
いちばんの理由は、木枠がしっかりしていて耐久性が高いこと。
赤ちゃんの安全を守るために作られているので、作りが頑丈なんですよ。
さらに、ナチュラルな木の質感はリビングにもなじみやすく、市販のワイヤーケージよりもインテリアに溶け込みやすいのも嬉しいポイント。
そして何より、思い出のつまった家具を形を変えて使い続けられるのは、飼い主さんにとっても気持ちのいいことですよね。
ただし、「赤ちゃん向け」に作られたものを「わんちゃん向け」に転用するわけなので、そのまま使うのではなくいくつか手を加える前提で考えるのがおすすめです。
正直、ここがいちばん大事なパートです。
可愛くDIYする前に、まずは安全面を一つずつ確認していきましょう。
ベビーベッドの柵は、赤ちゃんの頭が入らない幅で設計されています。
でも小型犬の場合、そのすき間から顔や脚が出てしまう子もいるんですよね。
すき間が気になるときは、内側にメッシュパネルや布を張る、突っ張り式の仕切りを足すなどでカバーできます。
好奇心旺盛な子や、飛び出しやすい子は個体差が大きいので、その子の様子を見ながら高さや囲いを調整してあげてくださいね。
意外と見落としがちなのが、木の表面です。
わんちゃんは木枠をカミカミすることがあるので、塗料やニスが舐めても安心な素材かを確認しておくと安心。
心配な場合は、ペット用・食品衛生基準の塗料に塗り替えるのも一つの手です。
古いベビーベッドは角やふちにささくれが出ていることもあるので、やすりがけをしてケガの元をなくしておくと、より安全に使えます。
床板をそのまま高い位置で使うと、シニア期や小型犬には出入りがちょっと大変なことも。
床板を下段に付け替えて**低床(=床に近い低い作り)**にしたり、一部の柵を外してスロープ状の出入り口を作ってあげると、ぐっと使いやすくなりますよ。
床が硬いままだと関節に負担がかかることもあるので、この次にお話しするベッドやマットを敷いてあげるのが大切です。
安全チェックができたら、いよいよリメイクの中身です。
いくつか代表的なパターンを紹介しますね。
どのパターンでも共通して大事なのが、中に敷くベッド選びなんです。
せっかくの木枠も、床が硬いままだとわんちゃんが落ち着けませんからね。
ここからは、リメイクしたスペースに合わせやすいベッドを、タイプ別に紹介していきます。
商品選びの前に、ぜひやってほしいのがベビーベッド内側のサイズ計測です。
一般的なベビーベッド(内寸)はおよそ幅70×奥行120cm前後が多いですが、製品によって差があります。
内寸よりひとまわり小さいベッドを選ぶと、角にすき間ができてキレイに収まりますよ。
まずは、木枠の中にすっきり敷ける安定タイプから。
底面がずれにくいものを選ぶと、活発な子が動いてもベッドが寄ってしまいにくいんです。
中央はふかふかのキルティング、まわりは立体的な縁取りで安心感のある一枚。
底面に滑り止め加工があるので、リメイクケージの床でもずれにくく、洗濯もできて衛生的です。
床が硬い・水受け対策もしたい、という飼い主さんにはこちら。
厚底タイプで弾力のある中材が体をしっかり支えてくれます。
カバーは**防水加工(=水や汚れをはじく仕様)**で水洗いもOK。
おそそうが気になる時期にも心強い一枚です。

関節をいたわりたい子には、こんな選択肢も。
**低反発(=体をゆっくり沈み込ませて支える素材)**を使い、足枕付きで寝姿勢がラク。
薄型で床置きしやすいので、リメイクケージの中にもなじみます。
木枠のケージは高さがあるぶん、床から冷気が伝わりにくい反面、冬はやっぱりあたたかい寝床が恋しくなりますよね。
ボア素材(=羊毛のようにふわふわした起毛生地) の柔らか犬ベッド。
毛並みがなめらかで、寒い季節でもぬくぬく過ごせます。
お手入れもしやすい仕様なんですよ。
もっと本格的に冬支度をしたい方には、囲まれるタイプを。
浅めの縁がついたカドラー(=クッションの縁が高くなった、囲まれる形のベッド)。
内側は**フリース素材(=軽くてあたたかい起毛生地)**で保温性が高く、あごを乗せてくつろげます。
縁が浅めなので出入りもしやすいのが嬉しいところ。

洗い替えのしやすさも重視するなら、こちら。
ふわふわ起毛のあったか冬用ベッドで、S・M・Lの3サイズ展開。
体格に合わせて、リメイクケージの内寸に合うサイズを選べます。
洗えて清潔をキープしやすいのもポイントです。
怖がりさんや、隠れ家が好きな子には囲まれる形もおすすめ。
半ドーム(=天井の一部が覆われた、ほどよく囲われた形) タイプ。
ドームほど閉塞感がなく、それでいて安心して潜り込める設計です。
冷気をやわらげてくれるので、寒がりさんの冬の寝床にもぴったりなんです。
季節で入れ替えられるのも、リメイクケージのいいところ。
夏はこもった熱を逃がすベッドに切り替えてあげましょう。
メッシュ生地(=網目状で風を通す素材) を使った脚付きの涼感ベッド。
床から離れた構造で熱がこもりにくく、軽くて掃除もしやすいんですよ。
暑がりさんの夏対策に活躍します。

「季節ごとに替えるのは大変、、、」という方には、通年使える一枚を軸にするのもおすすめです。
コロンとしたりんご型が可愛いオールシーズン対応ベッド。
高反発クッションとボア素材で優しく包み込み、取り外して洗えるので衛生的。
見た目もリビングに映えます。
四角い木枠にきれいに収めたいなら、スクエア型がフィットしやすいですよ。
たっぷりのPP綿で包み込むスクエア型。
通気性がよく季節を問わず使いやすい設計で、底面には滑り止め加工つき。
ボーンデザインがアクセントになって、リメイクケージの主役になってくれます。
わんちゃんの体は、子犬期・成犬期・シニア期で変わっていきます。
リメイクケージも、その時々で中身を見直してあげたいですね。
たとえばシニア期に入ったら、出入りしやすい低床にしたり、体圧をやさしく支える低反発マットに替えたり。
大型犬や多頭飼いのおうちなら、広めで洗いやすいタイプが便利です。
大型犬もゆったりくつろげる広々設計。
カバーは取り外して機械洗いができるので、清潔を保ちやすい一枚です。
リメイクした広めのスペースにも合わせやすいですよ。
なお、足腰や関節の様子が気になる場合や、皮ふ・アレルギーが心配なときは、素材表示を確認したうえで、気になる点は獣医師に相談してみてくださいね。
使わなくなったベビーベッドは、少し手を加えるだけで、わんちゃんの安心できるケージスペースに生まれ変わります。
大切なのは、リメイクの前に「柵のすき間」「塗装やささくれ」「高さと出入り」といった安全ポイントを一つずつ確認すること。
そして、木枠の中に敷くベッドは、内寸を測ってから季節やその子の好みに合わせて選ぶと、居心地がぐっと良くなります。
もふもふの保温タイプ、通気性のいい涼感タイプ、ずれにくい床置きマット、、、mofuroomには、リメイクケージにすっと収まる上質素材のベッドがそろっています。
思い出のベビーベッドを、今度はうちの子のとっておきの居場所に。
ぜひ、ぴったりの一枚を探してみてくださいね。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
MofuRoom(モフルーム)は、ペットベッドに特化した専門通販サイトです。 「かわいいが基準のベッド選び」をコンセプトに、デザイン性と機能性を両立したベッドだけを厳選しています。
一般的なペット用品サイトとは異なり、ペットの睡眠習性を起点に、「素材の安全性」「保温性・通気性」「お手入れのしやすさ」「インテリアとの調和」の4つの基準で全アイテムを評価。
愛猫・愛犬が本当に使ってくれるベッド選びをサポートします。