【専門家監修】「グレートピレニーズ」に合うベッドの選び方

ベッドは、愛犬にとって大切な「安心できる自分だけの場所」です。サイズや素材が合っていれば、落ち着いてぐっすり眠れる空間になります。反対に、体に合わないベッドを選んでしまうと、居心地が悪くなり、使うこと自体を嫌がってしまうことも。今回は、専門家監修の下、「グレートピレニーズ」に合うベッドの選び方を紹介。大切な家族をお迎えする前に、その子にぴったり合うベッドを用意してあげましょう。

監修専門家

グレートピレニーズに合うベッドの選び方とは

サイズで選ぶ

ベッドは「成犬になったときの大きさ」を基準に選びましょう。(※成犬の目安は生後1年頃です)

体長(胸の先からお尻までの長さ)は最低でも確保しましょう。 グレートピレニーズの体長:72〜91cm

体にぴったりすぎるサイズだと窮屈に感じてしまいます。体長より少しゆとりのあるサイズを選んであげましょう。グレートピレニーズは超大型犬なので、丸まって眠るだけでなく、横向きに大きく体を伸ばしても余裕のある広さが理想です。

タイプで選ぶ

性格で選ぶ

・甘えん坊な子には…半ドーム型がおすすめ。ベッドに包まれる安心感と、飼い主さんのそばにいられる安心感の合わせ技で、リラックスして眠れます。

・自由が好きな子には…フラット型がおすすめ。体を伸ばして寝られるので、のびのび好きな子にぴったりです。

※ グレートピレニーズは穏やかで優しい一方、マイペースで自分のペースを大切にする犬種です。体がとても大きいため、実際には広く使えて出入りしやすいフラット型や浅い縁付き型の方が快適に過ごしやすい子も多いでしょう。

暑さに弱い子に合うベッドを選ぶ

フラット型がおすすめ。なるべく熱がこもらないようにしてあげましょう。フラット型は愛犬が熱中症になっていないかなどの様子がよく見えるので、飼い主さんも安心です。

さらりとした生地を選びましょう。起毛タイプは毛のもつれの原因になることも。冷感素材やメッシュタイプで通気性を保つのがおすすめです。

※ グレートピレニーズは雪国出身で、毛量の多い分厚いダブルコートを持つため、日本の暑さと湿度には非常に弱い犬種です。夏場は冷房をつけるだけでなく、メッシュや冷感素材など通気性のあるベッドを併用して、熱がこもりにくい環境を整えてあげましょう。

寒さに弱い子に合うベッドを選ぶ

ドーム型がおすすめ。保温性に優れており、風を遮断できます。

縁付き型と毛布のかけ合わせも効果的。本当に寒がりな子は、しっかりと体を覆ってあげることで対策しましょう。

※ グレートピレニーズは寒さにはとても強い犬種です。そのため、冬でも過度な防寒は必要ないことが多いですが、シニア期や体調を崩している時には、底冷えを防げる厚みのあるベッドがあると安心です。

年齢で選ぶ

パピー・子犬時代(生後半年くらいまで)
すぐに洗えるタイプがおすすめです。まだおしっこの失敗が多い時期なので、すぐに洗えるものが便利です。おしっこの匂いがベッドに残っていると、ベッドをトイレと覚えてしまうこともあるので注意しましょう。

成犬時代(1才くらいから)
なんでもOK!上記を参考に、その子に合ったタイプのものを選びましょう。季節ごとに変えるのもおすすめです。

シニア・老犬時代(10才くらいから)
ドーム型より浅い縁付きやフラット型と毛布の組み合わせがおすすめです。老齢に伴って足元がふらつき、目も見えにくくなります。縁が高いとベッドの中に入れず、つまづいてしまうことも。愛犬の体調の変化に飼い主さんがすぐに気づけるように、完全に視界を覆ってしまうドーム型は避けた方がベターです。

※ グレートピレニーズは超大型犬なので、シニア期は足腰への負担が特に大きくなりやすい犬種です。立ち上がりやすい低めの設計で、体圧をしっかり分散してくれる厚みのあるベッドを選んであげましょう。

グレート ピレニーズのアイテム一覧

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グレートピレニーズの特徴

グレートピレニーズは、フランスとスペインの国境にあるピレネー山脈で活躍してきた超大型犬です。羊の群れを守る護畜犬としての歴史を持ち、堂々とした見た目と落ち着いた気質が大きな魅力です。真っ白でふわふわした被毛と、やさしい表情から“白い巨犬”として親しまれています。

外見

大きくどっしりとした体格と、豊かな白い被毛が特徴です。分厚いダブルコートに覆われており、見た目にもボリュームがあります。毛色は白が基本で、耳まわりなどに淡いグレーやクリーム系の差し色が入る子もいます。超大型犬らしい迫力がありながら、全体としては上品で優雅な印象を持つ犬種です。

性格

穏やかで優しく、おおらかな性格の犬種です。家族に対しては愛情深く、子どもや他の動物にやさしく接する子も多いです。一方で、もともと自分で判断して群れを守ってきた犬種のため、マイペースでしつけが入りにくい面もあります。強く押さえつけるより、根気よく一貫して教えていくことが大切です。

身体

体高:70〜82cm(男の子)/65〜77cm(女の子)

体長:78〜91cm(男の子)/72〜86cm(女の子)

体重:50〜60kg(男の子)/36〜52kg(女の子)

寿命:10〜12才

*体高…犬が立った状態で、肩から地面までの垂直の高さ

*体長…胸の先からお尻までの長さ

グレートピレニーズを飼う際のポイント

飼育難易度 ★★★★★

超大型犬のため、運動量も食事量も非常に多く、トリミング費用や医療費も高額になりやすい犬種です。さらに、グレートピレニーズはマイペースな性格で、しつけも入りにくいため、根気強く向き合う必要があります。初心者が飼うには難易度の高い犬種といえるでしょう。

暑がり度 ★★★★★

雪国出身のグレートピレニーズは寒さに強いですが、日本の湿度や暑さには非常に弱いです。毛量が多いため蒸れやすく、熱中症にもなりやすい犬種です。夏場は冷房管理に加えて、メッシュなど通気性のあるベッドを取り入れて、少しでも快適に過ごせるようにしてあげましょう。

抜け毛 ★★★★★

分厚いダブルコートで、1年を通して大量の毛が抜けます。毎日のこまめなブラッシングが大切です。月に1度のトリミングもおすすめですが、超大型犬を受け付けていないサロンも多いため、事前に対応可能な施設を探しておくと安心です。

よだれ ★★★★★

粘度の高いよだれをよくたらします。家の中や洋服が汚れることはある程度想定しておいた方がよいでしょう。涎掛けを使うことで、汚れをある程度やわらげることもできます。見た目のやさしさとは別に、超大型犬ならではの生活面の準備も必要です。

子供や他のペットとの相性 ★★★★☆

穏やかな性格で優しいので、子どもや他のペットとも仲良くできる子が多いです。ただし、体が大きく力も非常に強いため、ちょっとした甘噛みや遊びが大きな事故につながることがあります。なるべく体格差の少ない相手と遊ばせるようにし、大人がしっかり見守ってあげましょう。