
犬の睡眠時間が長くて「寝すぎ?」と心配になったことはありませんか?この記事では、年齢別・犬種別の平均睡眠時間から、注意が必要なサイン、ぐっすり眠れる環境づくりまで解説します。
愛犬の健康が気になる飼い主さんが、適正な睡眠時間の目安が分かります。
「うちの子、いつも寝てばかりだけど大丈夫かな…?」
愛犬がすやすや眠っている姿は癒されますよね♪
でも、あまりにも長く寝ていると少し心配になることも。
実は、犬は人間よりもずっと長い睡眠が必要な動物なんです。
ただし、年齢や犬種によって適正な時間は異なりますし、急な変化は体調不良のサインである可能性も…。
この記事を読めば、愛犬にとってベストな睡眠についてバッチリ理解できますよ!
記事の監修者
犬の睡眠時間は人よりずっと長く、1日12〜15時間前後がひとつの目安です。
ただし、実際の犬の睡眠時間は、年齢・犬種・体格・運動量・季節・生活環境によって変わります。
そのため、「平均より長いか短いか」だけで判断するのではなく、**“いつもの愛犬と比べてどうか”**を見ることが大切です。
この記事では、犬の睡眠時間の目安を年齢別・犬種別に整理しながら、寝すぎ・寝不足で気をつけたいサインや、愛犬がぐっすり眠れる環境づくりのコツまでわかりやすくまとめました。
先に結論
犬がよく寝るのは基本的に自然なことです。
ただし、急に睡眠時間が増えた・減った、食欲がない、元気がない、呼吸が苦しそうといった変化がある場合は、体調不良のサインのこともあるため、早めに動物病院へ相談しましょう。

犬の平均的な睡眠時間は、1日12〜15時間ほどが目安です。
人間の感覚では「そんなに寝るの?」と思うかもしれませんが、犬にとってはめずらしいことではありません。
とくに、散歩や遊びのあとにしっかり眠る、留守番中に多くの時間を寝て過ごす、といった姿はよく見られます。
ただし、犬の睡眠時間はすべての子で同じではありません。
子犬や老犬は長くなりやすく、成犬でも活動量や性格によって差が出ます。
大切なのは、「よく寝ること」そのものよりも、起きている時間の様子が普段どおりかをあわせて見ることです。
犬は眠っていても、物音や気配に反応してすぐ起きることがあります。
これは、もともとの習性として周囲の変化に気づける状態を保ちやすいからだと考えられています。
つまり、ぐっすり一気に眠るというより、浅い眠りを挟みながら長めに休む動物というイメージです。
そのため、日中にうとうとしている時間が長くても、必ずしも異常とは限りません。
こうした様子は、睡眠中に脳が活動しているサインと考えられ、夢を見ている可能性もあります。
日中にたくさん遊んだ日や刺激の多かった日は、寝ている間に体が少し動くこともありますが、基本的にはよくある反応です。
無理に起こさず、そっと見守ってあげましょう。
ただし、体が強く突っ張る、意識が戻っても様子がおかしい、何度も同じ動きが続く場合は、睡眠中の反応ではなく別の問題のこともあるため、気になるときは受診を検討してください。

犬の睡眠時間は、年齢によって大きく変わるのが特徴です。
「前より寝るようになった」と感じても、年齢に伴う自然な変化であることは少なくありません。
まずはライフステージごとの目安を知っておくと、体調の変化にも気づきやすくなります。
| ライフステージ | 年齢の目安 | 1日の睡眠時間の目安 |
|---|---|---|
| 子犬 | 0〜1歳 | 18〜19時間 |
| 成犬 | 1〜7歳 | 12〜15時間 |
| 老犬(シニア) | 7歳以上 | 18〜19時間 |
起きている時間は好奇心いっぱいで、遊ぶ・学ぶ・動き回るを全力でこなすため、想像以上に体力を使っています。
さらに、成長期は心も体も発達する大切な時期なので、十分な睡眠が健やかな成長を支えます。
つい構いたくなる時期ですが、寝ているときに何度も起こしてしまうと、休息が足りなくなることも。
子犬が眠っているときは、安心して眠れる時間をしっかり確保することが大切です。
成犬になると、犬の睡眠時間は12〜15時間程度に落ち着くことが多くなります。
この時期は体力もあり、散歩や遊び、飼い主とのコミュニケーションをしっかり楽しめる一方で、休むときはしっかり休むというメリハリが出やすい時期です。
また、成犬は飼い主の生活リズムに影響を受けやすく、
といったパターンになりやすい傾向があります。
「成犬なのによく寝る」と感じても、起きているときに元気で食欲があり、散歩も楽しめているなら、まずは大きな心配がないことも多いです。
若いころより体力の回復に時間がかかるようになり、関節や筋力の変化もあって、活動時間が短くなり、休んでいる時間が増えやすいためです。
そのため、老犬が18〜19時間ほど眠ること自体は、めずらしくありません。
ただし、老化による自然な変化と、病気による元気の低下は見分けにくいことがあります。
次のような様子がある場合は、年齢のせいと決めつけずに相談しましょう。

犬の睡眠時間は、年齢だけでなく犬種や体格でも違いが出ます。
ただし、ここで大切なのは「犬種ごとにぴったり同じ時間になる」というわけではないこと。
実際には、性格・運動量・住環境・季節・体調も大きく影響します。
あくまで目安として、愛犬の普段の様子と照らし合わせて見ていきましょう。
小型犬の睡眠時間は、10〜15時間程度がひとつの目安です。
体が小さく、生活空間も比較的コンパクトになりやすいため、大型犬より短めに見えることがあります。
一方で、警戒心が強い子や甘えん坊な子は、飼い主の動きにあわせて起きたり寝たりを繰り返しやすく、細切れに休むタイプも少なくありません。
また、同じ小型犬でも、
では、睡眠時間の見え方がかなり変わります。
中型犬も、目安としては10〜15時間前後です。
中型犬は犬種ごとの個性が出やすく、
で差が出やすい傾向があります。
また、フレンチブルドッグのように体型や呼吸のしやすさが睡眠の質に影響しやすい犬種では、寝ている時間の長さだけでなく、眠り方や呼吸の状態まで観察することが大切です。
大型犬は、小型犬・中型犬に比べて睡眠時間が長めになりやすい傾向があります。
体が大きいぶん、日常の動作や運動でも多くのエネルギーを使うため、休息にしっかり時間を使う子が少なくありません。
成犬でも、かなり長い時間を横になって過ごすことがあります。
ただし、大型犬で注意したいのは、
「寝ている」のか「動くのがつらくて休んでいる」のかが見分けにくいケースです。
とくに、
といった様子がある場合は、単なる睡眠時間の長さではなく、関節や体調の問題が隠れている可能性もあります。
犬はもともとよく眠る動物ですが、**“いつもより明らかに長い”**と感じたときは注意が必要です。
平均値と比べるよりも、まずはその子の通常運転から外れていないかを確認しましょう。
次のような変化がある場合は、睡眠時間そのものより、体調不良のサインとして見たほうがよいことがあります。
スマホのメモなどで、
**「何時ごろからよく寝るようになったか」「食欲や散歩の様子はどうか」**を記録しておくと、受診時にも役立ちます。
犬の睡眠時間が長くなる背景には、体力の低下だけでなく、病気が関係していることもあります。
たとえば、次のようなケースです。
甲状腺機能低下症
代謝が落ちて、元気がなくなり、寝ている時間が増えることがあります。
認知機能の低下
シニア犬では、昼夜逆転や睡眠リズムの乱れが見られることがあります。
関節の痛みやケガ
動くのがつらくて横になっている時間が増え、「よく寝ているように見える」ことがあります。
感染症や内臓の不調
だるさが強くなると、活動量が落ちて眠っているような状態が続くことがあります。
もちろん、ここに当てはまるからといって必ず病気とは限りません。
ただ、睡眠時間の変化が単独で起きるより、食欲・元気・呼吸・歩き方の変化を伴うときは早めの相談が安心です。
睡眠時間だけでなく、どんな姿勢で寝ているかも重要なチェックポイントです。
たとえば、
といった場合は、ただ眠いのではなく、呼吸や胸の圧迫を避けたい状態の可能性があります。
心臓や呼吸器の不調が隠れていることもあるため、こうした寝姿勢の変化が見られたら、なるべく早く動物病院に相談しましょう。

犬の睡眠時間は、長すぎるときだけでなく、短くなったときにも注意が必要です。
「以前より眠れていないかも」「夜中に何度も起きる」と感じたら、生活環境や体調を見直してみましょう。
犬は環境の変化に敏感です。
たとえば、
などがあると、落ち着いて眠れなくなることがあります。
また、安心できる寝床がない、人通りの多い場所にベッドがある、照明が明るすぎるなども、睡眠の質を下げる原因になります。
睡眠時間が短くなったときは、まず
「最近、生活の中で変わったことはないか」
を見直してみると原因が見つかりやすくなります。
心臓や呼吸器に不調があると、横になると苦しい、眠ってもすぐ目が覚めるなど、しっかり休めない状態になることがあります。
とくに、短頭種では呼吸の通り道が狭くなりやすく、寝ている間にいびきが強くなったり、途中で目を覚ましやすかったりすることがあります。
次のようなサインがある場合は注意が必要です。
「睡眠時間が短い」だけでなく、呼吸のしづらさを感じる様子があるかまで見てあげましょう。
意外と見落としやすいのが、季節や家族の暮らし方によって犬の睡眠時間が変わることです。
病気ではなくても、環境要因で寝る時間が増減することは十分あります。
犬は、室温・湿度・日照時間の影響を受けながら生活しています。
たとえば、
といった変化はよくあります。
ただし、室温が合っていないと、単に睡眠時間が変わるだけでなく、眠りが浅くなることがあります。
快適に眠れるよう、室温の目安は次のように意識すると安心です。
あわせて、ベッドの素材も季節に合っているか確認しましょう。
夏は蒸れにくさ、冬は保温性がポイントです。
犬は、飼い主や家族の生活リズムに影響を受けやすい動物です。
平日は留守番が長くて日中にたくさん寝る子も、休日は家族が家にいることで刺激が増え、昼寝が短くなることがあります。
逆に、夜遅くまで明るい部屋で一緒に過ごしていると、就寝時間が後ろにずれてしまうこともあります。
睡眠リズムを整えるには、
といった、毎日のメリハリが大切です。

犬の睡眠時間をただ増やすのではなく、気持ちよく休める睡眠環境を整えることがとても大切です。
ここでは、愛犬が安心して眠れる環境づくりのポイントをまとめます。
① 狭くて薄暗い場所を用意する
犬は、周囲が開けすぎている場所よりも、少し囲まれた空間のほうが落ち着きやすいことがあります。
クレートやハウス、壁際の落ち着いた場所など、「ここなら安心して休める」と感じられるスペースを用意してあげましょう。
② 寝床とトイレは離す
犬は寝る場所の清潔さを気にする子が多いため、トイレが近すぎると落ち着けないことがあります。
寝床とトイレはできるだけ離し、休む場所と排泄の場所をわけてあげるのがおすすめです。
③ 適度な運動をさせる
日中に適度な運動や遊びの時間があると、犬は心地よい疲れを感じやすくなり、夜の休息にもつながります。
体力や年齢に合わせて、無理のない散歩や知育遊びを取り入れましょう。
犬の睡眠時間や睡眠の質を底上げしたいとき、「どんな寝床を選ぶか」は飼い主さんが直接コントロールできる大事なポイントです。
当サイトMofuRoomでは、ペットの睡眠習性に基づき、以下の4つの基準ですべての商品を評価しています。
「かわいい」だけでなく**「ペットが本当に使ってくれる」**ベッドを選ぶことが、MofuRoomの選定ポリシーです。
寝床選びで迷ったときは、この4基準を“ものさし”にして比べると失敗しにくくなります。
犬がベッドを気に入るかどうかは、普段の寝姿勢との相性でかなり変わります。
まずは愛犬がどんな姿勢で寝ることが多いかを観察し、寝姿勢に合った形状を選ぶのが基本です。
| 寝姿勢の特徴 | 心理・体調の傾向 | 相性のよいベッド形状 |
|---|---|---|
| 丸まって寝る | 体温を保ちたい/やや警戒している | ラウンド型・フチ高め |
| 横向きで伸びて寝る | リラックスしている | フラット型・マット型(大きめ) |
| うつ伏せで寝る | すぐ動ける体勢でいたい/やや警戒 | フラット型・低フチ |
| 仰向け(へそ天)で寝る | 完全に安心している | クッション型・低反発 |
寝姿勢は、季節・年齢・体調によっても変わります。
ひとつの寝床にこだわりすぎず、夏用・冬用などで複数の形状を使い分けるのも効果的です。
「犬の睡眠時間を整えたい」と思ってベッドを用意しても、なかなか使ってくれないことがあります。
そんなときは、次の4つの原因に当てはまっていないかをチェックしてみましょう。
原因①:サイズが合っていない
小さすぎると窮屈で入らず、大きすぎると安心感が得られません。
愛犬の体長を測り、丸まった状態でちょうど収まるサイズが目安です。
原因②:素材の匂いが気になっている
新品のベッドには化学的な臭いが残っていることがあります。
ペットの嗅覚は人間の数万〜数十万倍といわれるほど鋭いため、開封後は一度陰干ししてから使用すると受け入れやすくなります。
原因③:置き場所がペットの好みと合わない
人通りが多い場所、直射日光が当たる場所、エアコンの風が直接当たる場所は避けましょう。
ふだん愛犬がよく寛いでいる場所の近くに置くのがベストです。
原因④:形状が寝姿勢に合わない
伸びて寝たい子に小さなドーム型、丸まって眠りたい子に広すぎるフラット型など、好みに合わないと使ってくれません。
迷ったら、まずは愛犬がいつもどんなふうに寝ているかを観察するところから始めましょう。

犬の寝相には、そのときの安心感・体温調節・警戒心などが表れやすいです。
普段の寝相を知っておくと、体調変化にも気づきやすくなります。
横向きやへそ天は、かなりリラックスしているサインです。
お腹は犬にとって無防備な部分なので、見せながら眠っているのは、今の環境を安心できる場所だと感じている証拠。
とくに、飼い主のそばでへそ天になっているなら、信頼している気持ちの表れと考えてよいでしょう。
体を丸めて寝る姿勢は、体温を保ちたいときや、少し警戒心があるときに見られやすい寝方です。
寒い時期に増えることもありますし、来客や物音が多い日など、周囲に少し気を配っているときにも見られます。
いつもより丸まっている時間が長いときは、室温や寝床の位置を見直してみるのもおすすめです。
前足・後ろ足を伸ばしてうつ伏せで寝る姿は、いわゆる「スーパーマン寝」。
子犬や元気な犬によく見られる、かわいらしい寝相です。
すぐ動き出せる姿勢でもあるため、深く眠るというより、うとうとしながら休んでいる状態のこともあります。
遊び疲れてそのまま寝てしまったときにもよく見られます。

一緒に寝ること自体が必ずしも悪いわけではありません。
ただし、次のような点には注意が必要です。
ふだんは一緒に寝る場合でも、クレートや自分のベッドでも落ち着いて眠れる状態にしておくと安心です。
災害時や通院、ペットホテル利用のときにも役立ちます。
深く休んでいるときや、たくさん遊んで疲れている日は、声かけに反応しにくいことがあります。
とくに子犬や老犬では、ぐっすり眠っていて起きないこともあります。
ただし、
といった様子がある場合は、単なる熟睡ではない可能性もあります。
軽いいびきなら、すぐに問題とは限りません。
ただし、次のような場合は注意が必要です。
いびきは体型や犬種の特徴で見られることもありますが、いつもと違う変化があるかを確認しておきましょう。
いいえ、毎日まったく同じでなくても問題ありません。
天気、運動量、気温、留守番時間、年齢などで、犬の睡眠時間は自然に変わります。
大切なのは、1日単位で神経質になることではなく、数日〜数週間の流れで見て、明らかな変化がないかを確認することです。
犬の睡眠時間は、1日12〜15時間ほどが一般的な目安です。
ただし、子犬や老犬では18〜19時間ほど眠ることもあり、犬種や体格、性格、季節、生活環境によっても変わります。
つまり、「犬はよく寝る」が基本です。
そのうえで本当に大切なのは、平均と比べることよりも、**“いつもの愛犬と比べてどうか”**を見てあげることです。
こうした変化があるなら、体調不良のサインかもしれません。
愛犬の睡眠時間をただ数字で見るのではなく、寝相・起きているときの様子・寝床の環境まであわせて観察することが、健康管理の第一歩です。
ぐっすり眠れる安心な環境を整えながら、毎日の小さな変化に気づいてあげてくださいね。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
MofuRoom(モフルーム)は、ペットベッドに特化した専門通販サイトです。 「かわいいが基準のベッド選び」をコンセプトに、デザイン性と機能性を両立したベッドだけを厳選しています。
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