
新しいベッドを買ったのに、うちの子がなかなか使ってくれない、、、そんな経験はありませんか。
実はその原因、ベッドそのものより 「置く場所」 にあることが多いんです。
犬にとっての寝床は、ただ眠るだけの道具ではなく、心から安心できる自分だけの居場所。
だからこそ、部屋のどこに、どんな形のベッドを置くかで、くつろぎ方はまったく変わってきます。
この記事では、犬が落ち着ける寝床の場所選びのポイントと、その場所にぴったり合うベッドの選び方を、タイプ別にわかりやすくご紹介していきますね。
記事の監修者
犬がぐっすり眠れるかどうかは、ベッドの性能だけでなく 「どこに置くか」 でほとんど決まると言っても大げさではないんです。
野生時代の名残で、犬はもともと狭くて囲まれた場所を安心と感じる子が多いと言われています。
だからこそ、寝床の場所選びは思っている以上に大事なんですよね。
まずは、落ち着ける置き場所の条件から見ていきましょう。
家族の姿は見えるのに、通行人にジロジロされない、、、そんな絶妙なポジションを、犬は本能的に好みます。
リビングの隅っこや、ソファの横あたりは、この条件を満たしやすい定番スポットなんですよ。
こういった半分囲まれた安心感がほしい子には、ほどよく包まれる半ドーム型がよく合います。
半ドーム型(=天井が半分だけ覆われた、開放感と安心感のいいとこ取り形状)は、ドームほど閉塞感がなく、隠れ家風の寝床を好む子にもなじみやすいんです。
内側はふんわりクッションで、体をやさしく支えてくれます。
もちろん個体差はありますが、落ち着かない場所に置くと、せっかくのベッドを使ってくれないこともあります。
「うちの子、ベッドで寝てくれないな、、、」というときは、一度置き場所を見直してみてくださいね。
同じ「寝床」でも、置く場所によって合うベッドは変わってきます。
ここからは、よくある置き場所のパターン別に、相性のいいベッドを紹介していきますね。
家族が集まるリビングの一角は、犬にとって一番人気の寝床スポット。
そんな場所には、丸まって眠るのが好きな子にうれしい丸型ベッドがおすすめです。
ふわふわのクッションが体に自然にフィットして、包み込まれるような安心感を作ってくれます。
シンプルなデザインだから、リビングのインテリアにもすっとなじんでくれるんですよね。
もう少しソファのようにあごを預けたい子には、縁が立ち上がったカドラー型も好相性です。
カドラー型(=周囲に縁があり、あごや体をもたれかけられる形状)のチェック柄ソファ型は、囲まれた安心感と、のびのび感のバランスがちょうどいい一台。

来客が多いお家や、物音に敏感な子には、しっかり囲まれた隠れ家スペースを用意してあげると落ち着きやすくなります。
ドーム型(=全体が屋根で覆われた巣穴のような形状)のハウスベッドは、周囲を囲まれたプライベート空間で、狭い場所を好む子にぴったり。
内側はフリース素材(=軽くて保温性のある起毛生地)で、寒い時期のお昼寝もぬくぬく過ごせます。
取っ手付きなので、季節や気分でお部屋の中の置き場所を変えやすいのも便利なんです。
洗えるドーム型がいいという方には、こちらも見てみてくださいね。
カバーを取り外して丸洗いできるドーム型ハウス。
清潔を保ちやすいので、においが気になりやすい隠れ家タイプでも使いやすいんですよ。
寝床の場所は、季節によってベストポジションが少し変わります。
夏と冬で置き場所も素材も見直してあげると、一年を通して快適に過ごせますよ。

夏場は、床に近くて風が通りやすい場所が涼しい寝床になります。
そこに接触冷感タイプを合わせると、暑がりさんもぐっと過ごしやすくなるんです。
接触冷感素材(=触れた瞬間ひんやり感じる生地)を使った夏用ベッド。
消臭・抗菌防臭加工付きで、汗ばむ季節も清潔に使いやすい一台です。
エアコンの効いた部屋なら、冷感効果もより感じやすくなりますよ。
冬は、窓際や玄関近くの底冷えする場所を避けて、暖かい部屋の隅に寝床を移してあげたいところ。
そこにもふもふの保温タイプを合わせれば、電気を使わなくてもぬくもりのある寝床になります。
浅めの縁のカドラー型で、内側はやわらかなフリース。
あごを乗せてくつろぎやすく、出入りもしやすい冬向けの定番です。
長毛ボア(=ふわふわで毛足の長い起毛素材)の手軽なタイプもありますよ。
なめらかな毛並みでお手入れも簡単。
サブのベッドや、いろんな場所に置く追加の一台としても気軽に使いやすいんです。

シニアの子には、段差の少ない低めの寝床を、生活動線のそばに置いてあげると負担が軽くなります。
中綿入りでふかふか、底面は滑り止め付き。
フローリングでもずれにくく、洗濯もできるので毎日清潔に保てます。
体格のいい子や、ゆったり眠りたい子には、広めサイズも安心です。
肉厚クッションと背もたれ付きで、のびのび横になれる広さ。
あごを預けてリラックスできる、包まれ感のある一台なんですよ。
なお、関節の状態や体の負担が気になる場合は、かかりつけの獣医師に相談してみてくださいね。
置き場所が決まっても、そのまま置きっぱなしにすると、抜け毛やほこりがたまりやすくなります。
カバーが洗えるタイプを選んでおくと、寝床を清潔にキープしやすいんですよね。
とくに床に直接置く場所は汚れやすいので、丸洗いや取り外し可能なカバーが便利です。
素材が肌に合うか気になる場合や、アレルギーが心配な場合は、素材表示を確認したうえで、気になるときは獣医師に相談すると安心ですよ。
犬の寝床は、 「どんなベッドか」と同じくらい「どこに置くか」 が大切なんです。
うちの子が「ここが一番落ち着く」と思える場所を、あなたと一緒に見つけてあげてくださいね。
ぴったりの寝床が決まれば、毎日の眠りもぐっと心地よいものになりますよ。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
MofuRoom(モフルーム)は、ペットベッドに特化した専門通販サイトです。 「かわいいが基準のベッド選び」をコンセプトに、デザイン性と機能性を両立したベッドだけを厳選しています。
一般的なペット用品サイトとは異なり、ペットの睡眠習性を起点に、「素材の安全性」「保温性・通気性」「お手入れのしやすさ」「インテリアとの調和」の4つの基準で全アイテムを評価。
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