犬のベッドはDIYで手作りできる?簡単アイデアと市販ベッドの選び方

「犬のベッド、DIYで手作りできないかな…」そう考えて検索した飼い主さん、多いのではないでしょうか。
サイズがぴったり合うものが見つからなかったり、うちの子の好みが分からなかったり。
まずは家にあるもので試してみたい、という気持ち、とてもよく分かります。
この記事では、初心者さんでも試しやすい手作りベッドのアイデアと、DIYでつまずきやすいポイント、そして「ここは市販に頼ったほうが安心」という見極め方までまとめました。
手作り派のあなたにも役立つ、洗いやすさや素材にこだわった市販ベッドもあわせてご紹介します。
うちの子にとっての「いちばん心地いい寝床」を、一緒に探していきましょうね。
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犬用ベッドをDIYしたい人が増えているのはなぜ?
最近、「既製品を買う前に、まずは自分で作ってみたい」という飼い主さんが増えているんですよ。
理由はいろいろあります。
うちの子の体格にちょうどいいサイズが売っていなかったり、部屋のインテリアに合う色や形が見つからなかったり。
**「愛犬のためだけの、世界に一つのベッドを作りたい」**という気持ちも、大きな動機ですよね。
手作りベッドのメリット
DIYならではの良さを、まずは整理してみます。
- サイズや高さを、うちの子に合わせて自由に調整できる
- 部屋の雰囲気に合わせて生地や色を選べる
- 使わなくなったクッションや毛布を再利用できる
- 作る過程そのものが楽しい
特に「今あるものを活かせる」のは大きな魅力。
買い替えのタイミングで出た古いクッションが、そのまま寝床の芯になることもあるんです。
DIYでつまずきやすいポイント
一方で、正直に言うと手作りには難しさもあります。
いちばん多いのが耐久性の問題。
縫い目がほつれたり、中の綿が偏ってへたったりして、思ったより長持ちしないケースがあるんですよね。
それから衛生面。
丸ごと洗える設計にしておかないと、抜け毛や汚れがたまっても洗いづらく、清潔をキープするのが大変になります。
そして見落としがちなのが安全面。
装飾やほつれた糸をわんちゃんが噛んで飲み込んでしまう、いわゆる誤飲のリスクです。
作るときは、この3点を意識しておくと失敗が減りますよ。
初心者でも試しやすい犬用ベッドDIYアイデア3選
ここからは、道具が少なくても挑戦しやすい手作りアイデアを紹介します。
1. 古い毛布・クッションで作る「即席ベッド」
いちばん手軽なのが、使わなくなったクッションを土台にして、上から洗える毛布やタオルをかける方法です。
縫わずに作れるので、ミシンが苦手な人にもぴったり。
ただ、へたりやすく形が崩れやすいのが弱点。
**「まずはうちの子がベッドを気に入ってくれるか試したい」**という段階には向いています。

もし「即席だと物足りないかも」と感じたら、洗えるカバー付きの市販クッションが手軽な次のステップになります。
大型犬もゆったり寝転べる広めサイズで、ふかふかのクッションが底付き感をやわらげてくれます。
底面は滑り止め加工付きなので、フローリングでもずれにくいのが安心なところ。
2. 段ボール+布で作る「隠れ家ドーム」
怖がりさんや、狭い場所が好きなわんちゃんには、段ボールを土台にしたドーム型(=上部が覆われた、かまくらのような形)の隠れ家がおすすめです。
中に柔らかい布を敷けば、落ち着ける秘密基地のできあがり。
とはいえ段ボールは水濡れに弱く、噛みちぎってしまう子もいます。
**「隠れ家は好きだけど、DIYだと強度が心配」**という場合は、洗える市販のドームが心強い味方になりますよ。

すっぽり入り込める隠れ家風のハウスベッドで、水洗いできるのがうれしいポイント。
内部が暖かさを保ちやすく、留守番中の寝床としても活躍します。
囲まれすぎない、ほどよい安心感がいい子には半ドームタイプも。
こちらは前面が開いた半密閉型(=完全に覆わず、片側が開いた形)。
ドーム型ほどの閉塞感がなく、冷気をやわらげながら落ち着ける空間をつくってくれます。
3. すのこ+マットで作る「高床ベッド」(夏向け)
暑がりさんの夏対策には、すのこの上に薄手のマットをのせた高床式ベッド(=床から浮かせて風を通す形)が人気です。
床の熱がこもりにくく、通気性を確保できます。
DIYだと角のささくれが気になることもあるので、仕上げは丁寧に。
手軽に涼しさを取りたいなら、市販の冷感ベッドを組み合わせるのも一つの手です。
編み目模様がインテリアになじむスクエア型で、内側は接触冷感素材(=触れるとひんやり感じる生地)。
暑い季節でもさらっと快適に過ごせます。
DIYと市販ベッド、どう選び分ける?
「結局、手作りと市販、どっちがいいの?」という疑問に、正直な目安をお伝えしますね。
手作りが向いているケース
- とりあえずベッドの好みを試したいとき
- インテリアに合う一点ものを作りたいとき
- 工作そのものを楽しみたいとき
「お試し」や「趣味」としてのDIYは、本当に楽しいものなんです。
市販ベッドが安心なケース
- 毎日ぐっすり眠れる寝心地を重視したいとき
- 丸洗いして清潔を保ちたいとき
- シニア犬や関節が気になる子で、体への負担を減らしたいとき
体圧分散や低床設計など、専門的な機能が必要な場合は、市販のほうが安心して選びやすいですよ。
タイプ別・手作り派にもおすすめの市販ベッド
DIYを検討中のあなたにも「これは頼りたい」と思える市販ベッドを、うちの子のタイプ別に集めました。
包まれる安心感がほしい甘えん坊さんに
丸くなって眠るのが好きな子には、縁が高いドーナツ型(=中央がくぼんだ円形)がぴったりです。

もこもこの長毛素材が体をやさしく包み込み、中央がほどよく沈む構造。
縁に頭やあごを預けられるので、安心感の中でゆったり休めます。
もう少しソファ寄りのデザインがよければ、こちらも。
カドラー型(=縁のあるソファ風)の安心感とマットの開放感を兼ね備えた設計で、人用ソファの上に置けば愛犬専用の特等席になります。
冬のあたたかさを重視したい寒がりさんに
寒い季節は、保温性のある素材が頼りになります。

やわらかな肌触りで、冷えやすいフローリードの上でも使いやすい冬用マット。
水分を通しにくい仕様で、洗えて滑り止め付きなのも心強いですね。
包まれるあたたかさが好きな子には、ボア(=毛足の長いふわふわ起毛)素材のカドラーもおすすめです。
前面の出入り口が低めに設計されているので、足腰への負担が少なめ。
シニア犬や足の短い子にもやさしい作りになっています。
もぐり込むのが大好きな子には、こんな遊び心のあるタイプも。
起毛素材(=表面を毛羽立たせたやわらかい生地)のベッドで、半分が毛布のようにめくれてもぐり込める構造。
丸くなるのも、潜り込むのも、どちらも叶えてくれます。
上質な素材・肌触りにこだわりたいなら
「どうせ選ぶなら、飼い主も触って気持ちいいものを」という方には、素材で選ぶのがおすすめです。
やさしい肌触りのコットン(=天然の綿素材)を使ったラウンド型で、弾力性のあるクッションが体の負担をやわらげます。
リビングに置いても様になる、上品なフォルムが魅力なんですよ。
まずは気軽に、清潔重視で試したいなら
「高いものは、うちの子が気に入ってからでいい」という慎重派さんには、手に取りやすい一枚から。
さらっとした通気性のよい素材のソファベッドで、ふんわり囲まれ感のあるデザイン。
あごを乗せてくつろげるので、安心できる寝床を好む子にも合いやすいです。
手作りベッドを長く安全に使うためのコツ
最後に、DIYに挑戦する方へ。
手作りベッドを安全に使い続けるための、ちょっとした注意点をまとめておきますね。
- 縁の飾りやリボンは、噛んで飲み込まないよう最小限に
- 中材やカバーは、丸洗い・天日干しできる素材を選ぶ
- ほつれた糸はこまめにチェックして処理する
- 底面に滑り止めを付けると、乗り降りが安定する
素材によっては、肌に合わない子もいます。
アレルギーが気になる場合は、素材表示を確認したうえで獣医師に相談してみてくださいね。
手作りでも市販でも、いちばん大切なのは「うちの子が安心して眠れるかどうか」。
焦らず、うちの子の反応を見ながら選んでいけば大丈夫です。
まとめ
犬用ベッドのDIYは、うちの子だけの寝床を作れる楽しい選択肢です。
サイズ調整の自由さや、家にあるものを活かせる手軽さは、手作りならではの魅力なんですよね。
一方で、耐久性・衛生面・安全面には少し工夫が必要。
**「お試しや趣味はDIY、毎日の快眠や清潔さは市販に頼る」**と使い分けると、無理なく理想の寝床に近づけます。
今回ご紹介した市販ベッドは、洗いやすさや素材の心地よさにこだわったものばかり。
手作りに挑戦しつつ、うちの子がいちばんくつろげる一台も、ぜひ探してみてくださいね。
監修者情報
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
【監修者プロフィール】
富崎 章子
- 三重県ドッグサロン「pawpad」店長
- 保有資格:認定トリマー/愛玩動物飼養管理士/動物取扱責任者/キャットグルーマー
- トリマー歴:20年
- ケア実績:犬猫あわせて数千頭
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