犬がベッドで寝ないでトイレで寝るのはなぜ?理由と寝床の見直し方

せっかく用意したベッドで寝てくれず、なぜかトイレの上や隅っこで丸くなっている、、、そんなうちの子の姿に「どうして?」と戸惑っている飼い主さん、実は少なくないんです。
不衛生に見えて心配になったり、ベッド選びを間違えたのかなと落ち込んだり。
でも、そこにはちゃんとわんちゃんなりの理由があることが多いんですよ。
この記事では、犬がベッドで寝ずにトイレで寝てしまう主な理由と、寝床を見直すためのヒント、うちの子が「ここで眠りたい」と思える居心地のいいベッドの選び方をまとめました。
焦らず一緒に整理していきましょうね。
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犬がベッドで寝ないでトイレで寝るのはなぜ?
まず知っておいてほしいのは、トイレで寝ること自体は「困った行動」とは限らないということです。
わんちゃんには、その場所を選ぶなりの理由があります。
理由が分かれば、寝床の環境を少し変えるだけで、すっと本来のベッドに戻ってくれることも多いんですよ。
正直、飼い主さんが自分を責める必要はまったくありません。
まずは「なぜトイレなんだろう?」と、うちの子の目線で考えてみましょう。
理由1:トイレの床がひんやりして気持ちいい
夏場に多いのがこれ。
トイレシートやその下のフローリング、タイルは、ふわふわのベッドよりもひんやり感じられることがあるんです。
暑がりさんは、涼しい場所を探して自然とそこにたどり着いているのかもしれません。
理由2:狭くて囲まれた場所に安心感がある
トイレトレーの縁や壁ぎわは、体がフィットして落ち着く「囲まれた空間」。
狭い場所を好む子にとっては、広いベッドより安心できることがあります。
隠れ家のような寝床を好むタイプなんですね。
理由3:ベッドの素材や置き場所が好みに合っていない
肌触りが好みじゃなかったり、ベッドが人通りの多い場所にあって落ち着かなかったり。
**「なんとなくしっくりこない」**という理由で使ってくれないケースもあるんです。
理由4:自分のにおいがついて安心する
トイレ周りには自分のにおいが残りやすく、それが逆に安心材料になっている場合もあります。
この場合は、ベッドにうちの子のにおいを移してあげると効果的なことが多いですよ。
トイレ寝を見直すための3つのヒント
理由が見えてきたら、次は環境の調整です。
難しいことはしなくて大丈夫。
ヒント1:ベッドの置き場所を変えてみる
まずは設置場所の見直しから。
人の出入りが激しい場所や、エアコンの風が直撃する場所は避けて、うちの子がよくいる落ち着けるコーナーに移してみてください。
トイレの近くにさりげなくベッドを置いて、少しずつ寝床を移動させていく方法もおすすめです。
ヒント2:季節に合った寝心地に整える
夏に涼しい床を選んでいる子には、接触冷感(=触れるとひんやり感じる素材)のベッドを。
冬に暖かさを求めている子には、もふもふ保温タイプを用意すると、ベッドの魅力がぐっと増します。
季節ごとに寝床を切り替えてあげると、快適さが変わってくるんですよ。
ヒント3:囲まれ感のあるベッドを選ぶ
トイレの縁に安心している子には、縁の高いベッドやドーム型(=上部が覆われた隠れ家のような形)がハマりやすいです。
うちの子が求めている「囲まれ感」を、ちゃんとした寝床で叶えてあげましょう。
タイプ別・トイレ寝しやすい子におすすめのベッド
ここからは、トイレで寝てしまう理由別に、切り替えのきっかけになりやすいベッドを紹介します。
「囲まれた安心感」を求める子に
狭い場所に安心するタイプには、すっぽり入り込めるドーム型がぴったりです。

周囲がやさしく囲まれた隠れ家風のハウスベッドで、水洗いできるのが清潔面でもうれしいところ。
留守番中の落ち着ける居場所としても活躍します。
しっかり潜り込みたい子には、こちらもおすすめ。
やわらかな綿毛調素材のドーム型で、内部にステンレス製の支柱が入っているので型崩れしにくい構造。
出入りを繰り返しても潰れにくいんです。
ドーム型は少し閉塞感が気になる、という子には半密閉タイプを。
前面が開いた半ドーム型(=完全に覆わず片側が開いた形)で、圧迫感を抑えつつ、ほどよく囲まれた安心感を味わえます。
丸まって眠るのが好きな子に
体を丸めてトイレの角に収まっている子には、中央がくぼんだドーナツ型(=縁が高い円形)がフィットしやすいですよ。

もこもこの長毛素材が体を包み込み、中央がほどよく沈む構造。
縁に頭やあごを預けられるので、囲まれ感を求める子の受け皿になってくれます。
もう少し上質な肌触りにこだわりたいなら、こちら。
やさしいコットン(=天然の綿素材)を使ったラウンド型で、弾力性のあるクッションが体の負担をやわらげます。
リビングに置いても様になる上品なフォルムなんですよ。
夏に涼しい床を選んでしまう子に
冷たい床の代わりになる、ひんやり素材のベッドはこちらです。

編み目模様がインテリアになじむスクエア型で、内側は接触冷感素材。
暑い季節でもさらっと快適に過ごせるので、涼しさ目当てのトイレ寝対策にぴったりです。
冬にあたたかさを求める子に
寒い時期に暖を取ろうとしている子には、保温性のある寝床を用意してあげましょう。

やわらかな肌触りの冬用マットで、冷えやすいフローリングの上でも使いやすい仕様。
洗えて滑り止め付きなので、清潔さと安定感の両立がうれしいですね。
包まれるあたたかさが好きな子には、ボア素材のカドラーも。
ボア(=毛足の長いふわふわ起毛)素材のカドラー型(=縁のあるソファ風)で、出入り口が低めなので足腰への負担が少なめ。
囲まれ感とあたたかさを同時に叶えます。
もぐり込むのが大好きな子には、こんな遊び心のあるタイプはいかがでしょう。
半分が毛布のようにめくれて潜り込める起毛素材(=表面を毛羽立たせたやわらかい生地)のベッド。
「囲まれたい」「もぐりたい」という気持ちにしっかり応えてくれます。
衛生面が気になる飼い主さんに
トイレ寝で汚れが気になるなら、洗えるベッドを選んでおくと安心です。
大型犬もゆったり寝られる広めサイズで、カバーが洗えて底面は滑り止め加工付き。
清潔をキープしやすいので、寝床の切り替え期にも使いやすい一台です。
トイレ寝が続くときに気をつけたいこと
環境を整えてもトイレ寝が続く場合、あまり神経質にならないことも大切です。
無理やりベッドに連れて行くより、うちの子のペースを尊重しながら少しずつ慣らしていくほうがうまくいくことが多いんですよ。
ただし、急にトイレで過ごす時間が増えた、元気がない、食欲が落ちたといった変化がある場合は、体調のサインかもしれません。
気になる様子があるときは、獣医師に相談してみてくださいね。
また、素材が肌に合わない子もいます。
アレルギーが気になる場合は、素材表示を確認したうえで獣医師に相談すると安心です。
まとめ
犬がベッドで寝ずにトイレで寝るのには、涼しさ・安心感・素材の好み・においなど、うちの子なりの理由が隠れています。
大事なのは、飼い主さんが自分を責めないこと。
理由に合わせて寝床を見直せば、自然とベッドを気に入ってくれることも多いんです。
今回ご紹介したベッドは、囲まれ感・季節対応・洗いやすさなど、トイレ寝の背景にある「求めているもの」に寄り添ったものばかり。
うちの子が「ここで眠りたい」と思える、とっておきの居場所を見つけてあげてくださいね。
監修者情報
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
【監修者プロフィール】
富崎 章子
- 三重県ドッグサロン「pawpad」店長
- 保有資格:認定トリマー/愛玩動物飼養管理士/動物取扱責任者/キャットグルーマー
- トリマー歴:20年
- ケア実績:犬猫あわせて数千頭
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