
「うちの子、ベッドに入るときちょっとよじ登ってるかも、、、」そんな小さな気づき、ありませんか。
犬用ベッドを選ぶとき、素材や見た目に目がいきがちですが、実は「出入りのしやすさ=ステップ(段差)」がとても大事なポイントなんです。
ふちが高すぎると、シニア犬や足の短い子、パピーには負担になることも。
逆に低すぎると落ち着かない子もいて、そのバランスが選び方のカギになります。
この記事では、段差の少ないベッドの選び方から、うちの子のタイプ別のおすすめまで、まるっとご紹介していきます。
読者のみなさんが「これなら安心して寝かせられる」と思える一枚を、一緒に見つけていきましょうね。
記事の監修者
犬用ベッドの「ステップ」と聞くと、階段状の踏み台をイメージする方もいるかもしれませんね。
でもここでお話しするのは、ベッドのふち(縁)の高さや、床からの立ち上がりのこと。
つまり「うちの子がスムーズに出入りできるかどうか」という段差の問題なんです。
正直、ここを見落としているケースってけっこう多いんですよ。
見た目のかわいさや素材のもふもふ感で選んで、いざ使ってみたら「ふちが高くてよじ登ってる、、、」なんてこと、あるあるなんですよね。
すべての犬に段差が問題になるわけではなく、そこには個体差があります。
ただ、次のような子たちは、出入りのしやすさを意識してあげると快適に過ごせることが多いです。
体格や年齢に合わないベッドは、せっかく用意しても使ってくれないことがあります。
「出入りのしやすさ」は、寝心地と同じくらい大切なチェックポイントなんです。

出入りしやすいベッドと一口に言っても、実はいくつかのタイプがあります。
うちの子の性格や体の状態に合わせて選んでみてくださいね。
囲まれる安心感は残しつつ、一面だけ低く設計されているタイプ。
丸まって眠るのが好きな子でも、無理なく乗り降りできるのが魅力です。
安心感とラクな出入り、どちらもほしい欲張りさんにぴったりなんですよ。
橋渡しにまずご紹介したいのが、こちらの一枚。
キルティング(=表面に凹凸をつけた上品な縫製加工)のソファ型ベッドで、縁の一面が低めに設計されています。
沈み込みすぎない構造なので、シニア犬や小型犬でも立ち上がりやすいのがうれしいポイント。
オールシーズン使えて、リビングに置いても馴染むデザインです。
続いては、あたたかさも重視したい寒がりさんに。
ボア(=羊毛のようにふわふわした起毛素材)を使ったカドラー型(=ふちが高く、包み込むような形のベッド)ですが、前面の出入り口だけ低めになっています。
囲まれる安心感と、足腰にやさしい出入りのしやすさを両立した、バランスのいい一枚なんです。
ふち自体をなくした、床にそのまま敷けるマット型。
段差がほとんどないので、乗り越える動作そのものが不要です。
介護中の子や、足腰の力が気になる子にも寄り添える形なんですよね。

冬場のあたたかさを大切にしたい方には、こちらがおすすめです。
保温性のある薄型マットで、底面には滑り止め加工付き。
乗り降りでズレにくく、シニア犬や足腰が気になる子でも安定して使えます。
漏れ防止仕様なので、万が一の粗相があっても広がりにくく、丸洗いできて清潔を保ちやすいのも安心ですよね。
夏場のひんやり系フラットタイプなら、こちらも見てみてください。
座面にウレタンマットを内蔵し、段差が少なくフラットな設計。
小型犬やシニア犬、足腰に負担をかけたくない子でもラクにくつろげます。
接触冷感生地(=触れるとひんやり感じる素材)を使っていて、外周のメッシュ部分は枕代わりにも。
暑い季節の寝床として活躍してくれますよ。
「ステップ」というキーワードにいちばん近いのが、この脚付きタイプかもしれません。
床から少し高さを持たせることで、熱や湿気を逃がしつつ、冷たい床から体を守るという考え方です。
四隅の脚で床から離れた昇降式(=床から浮かせた高さのある構造)のベッド。
中央がメッシュ素材で、風通しがよく熱がこもりにくい設計なんです。
夏場の通気性を重視したい方や、床のひんやり感を避けたい季節にぴったり。
クッション付きで寝心地もしっかり確保されています。
ここからは、性格や体格に合わせたおすすめをご紹介していきますね。
ダックスフンドやコーギーのような足の短い子は、ふちの高さがネックになりやすいです。
とはいえ「個性が出やすい」子たちなので、相性を見ながら選んであげるのがおすすめですよ。
出入りしやすい高さに設計されたクッションベッドで、足腰が気になるシニア犬や足の短い犬種にも負担をかけにくいのが特徴。
広めの寝床でのびのびくつろげて、エレガントなデザインはお部屋にも自然に馴染みます。

年齢を重ねた子には、立ち上がりやすさをサポートしてくれる反発力のあるベッドが向いていることが多いです。
高反発クッション(=沈み込みにくく、体をしっかり支える素材)を使ったベッドで、立ち上がりや寝返りがしやすいのがポイント。
コーデュロイ素材(=畝のあるやわらかな肌触りの生地)で季節を問わず使え、大型犬にも対応した広さがあります。
足腰への負担が気になる子におすすめですよ。
もう少し薄型で、床に近い寝心地がいい子にはこちら。
足を乗せられる枕付きの低反発ベッド。
低反発素材(=体の形に沿ってゆっくり沈み込む素材)が体をやさしく包み込みます。
薄型設計で床置きに最適なので、段差を気にせず出入りできる一枚なんです。
洗える素材で清潔もキープしやすいですよ。
なお、足腰や関節の様子で気になることがある場合は、無理をさせず獣医師に相談してみてくださいね。
囲まれた空間で安心したいタイプの子には、ドーム型(=屋根付きで潜り込める形のベッド)も選択肢になります。
出入りしやすい低めの入口で、スムーズに中へ入れるドーム型ハウス。
奥までしっかり潜り込めて、包み込まれる安心感があります。
屋根付きでほどよい暗さがあるので、お迎えしたばかりの子や、警戒心が強めの子の寝床にもぴったり。
保温性も高く、寒い季節に重宝しますよ。

複数のわんちゃんと暮らしていると、買い替えや追加購入が定期的に発生しますよね。
そんなときは、手に取りやすい価格の一枚もチェックしておきたいところ。
通気性のいいソファ型ベッドで、ボリュームのあるクッションで底付き感が少なく、体への負担を軽減。
シニア犬や関節が気になる子にも配慮された設計です。
4サイズ展開なので、体格の違う子が複数いるご家庭でも選びやすいのがうれしいですね。
出入りのしやすさに加えて、次のポイントもあわせて確認すると失敗が減りますよ。
とくに滑り止め加工は、段差の少ないベッドとの相性がいいんです。
出入りの動作をサポートしつつ、フローリングでもずれにくくなるので、足腰への負担がさらに軽くなりますよ。
もふもふ素材やあたたか素材は魅力的ですが、「天然素材だから絶対安心」とは言い切れない部分もあります。
肌が敏感な子や、アレルギーが気になる場合は、素材表示を確認したうえで、心配なときは獣医師に相談してみてくださいね。
うちの子に合う素材を、焦らず見つけていけば大丈夫です。
犬用ベッドの「ステップ(段差)」は、見落とされがちですが、うちの子の快適さを大きく左右する大切なポイントなんです。
大切なのは、うちの子の年齢・体格・性格に合わせて選ぶこと。
足の短い子、シニアの子、怖がりな子、それぞれに寄り添える一枚がきっと見つかります。
読者のみなさんのわんちゃんが、無理なく気持ちよく出入りできて、ぐっすり眠れますように。
今日ご紹介したベッドが、その手助けになればうれしいです。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
MofuRoom(モフルーム)は、ペットベッドに特化した専門通販サイトです。 「かわいいが基準のベッド選び」をコンセプトに、デザイン性と機能性を両立したベッドだけを厳選しています。
一般的なペット用品サイトとは異なり、ペットの睡眠習性を起点に、「素材の安全性」「保温性・通気性」「お手入れのしやすさ」「インテリアとの調和」の4つの基準で全アイテムを評価。
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