
「うちの子、最近ソファに登るのがちょっと大変そう、、、」そんな様子を見て、犬用の階段(ステップ)を手作りできないかなと考える飼い主さん、けっこう多いんですよね。
市販品もいいけれど、サイズもぴったりにしたいし、できればお金をかけずに用意したい、、、その気持ち、すごく分かります。
この記事では、犬用ベッドの階段を手作りするときの基本の作り方と気をつけたいポイントを整理しつつ、そもそも段差を減らして「登らせない」という選択肢まで一緒に見ていきます。
愛犬の足腰にやさしい環境づくりのヒントになればうれしいです。
記事の監修者
ソファやベッドへのジャンプって、見ている以上にわんちゃんの足腰へ負担がかかる動きなんですよ。
特に着地のときは、前足や腰にドンと衝撃がかかります。
だからこそ「階段やステップ(=段差を上り下りするための踏み台状の台)を用意してあげたい」と考えるのは、とても自然なことなんです。
理由はわんちゃんによってさまざまですが、よく聞くのはこのあたりです。
段差の上り下りを補助してあげると、着地の衝撃をやわらげたり、無理なジャンプを減らせたりするのがうれしいポイントです。
ただ、足腰の状態には個体差があります。
気になる症状がある場合は、自己判断だけで進めず獣医師に相談してみてくださいね。
手作りの魅力は、なんといってもうちの子とお部屋にぴったりのサイズで作れること。
ここでは、初めてでも取り組みやすい作り方の考え方を紹介します。
代表的なのは、次のような方法です。
基本の流れは、土台を組む → 角をなくす → 滑らない布やマットで表面を覆う、この3ステップでイメージすると分かりやすいですよ。
高さは一段あたり10〜15cm程度を目安に、うちの子の脚の長さに合わせて調整してあげると上り下りしやすくなります。

正直、手作りで一番大事なのは安全性なんです。
とくに滑り対策は重要で、裏面と踏み面の両方に滑り止めを効かせると安心感がぐっと増します。
このあたりの「滑らない・ずれない」という発想は、実はベッド選びにもそのまま活きてくるんですよ。
ここで少し視点を変えてみませんか。
階段を手作りするのは素敵ですが、そもそも高い場所に登らなくてもいいベッド環境を整えると、段差の負担そのものを減らせるんですよね。
つまり、床に直接置ける低いベッドを選んで、わんちゃんの生活動線を「段差レス」に近づけるという考え方です。
まず注目したいのが、寝心地で足腰をサポートしてくれるタイプ。
橋渡しに一つ目、厚みでしっかり支えてくれるこちらから。
厚手のクッションが 体圧分散(=体重を一点に集めず全体で受け止める設計) で関節や腰の負担をやわらげてくれる一枚。
大型犬でものびのび休めるサイズ感で、床付き感を抑えてくれます。
沈み込みすぎが気になるなら、支える力のあるタイプもおすすめです。
こちらは 高反発(=沈み込みすぎず体を支える素材) の中綿入り。
端に枕が付いていて、頭を預けてリラックスしやすいのも魅力なんですよ。
カバーは取り外して丸洗いできます。

上質さと支える力を両立したいなら、コーデュロイ素材のこちらも。
コーデュロイ(=畝のある柔らかな生地) の肌触りで、季節を問わず使いやすいベッド。
高反発クッションが立ち上がりや寝返りをサポートしてくれるので、足腰が気になるシニア犬にも寄り添ってくれます。
囲まれる安心感がありつつ、出入り口だけ低く設計されたベッドは、段差の悩みと相性がいいんです。
ふんわりした ボア(=起毛したふわふわの保温素材) のカドラー(=縁のあるソファ型ベッド)。
前面が低めなので、足の短い子やシニア犬でも無理なくまたぎやすい構造なんですよ。
インテリアになじむソファ型が好みなら、こちらも素敵です。
キルティング(=中綿を挟んで縫い上げた生地) で上品な仕上がり。
縁にあごを乗せて休めて、リビングに置いても様になるデザインです。

思い切って広々くつろがせたい飼い主さんには、背もたれ付きの上質ソファタイプを。
厚みのある高反発クッションで体圧を分散し、関節への負担をやさしく支えてくれる一台。
落ち着いたカラーで、お部屋の主役にもなってくれます。
手作りステップでも大事だった「滑らない・清潔」は、ベッドでも同じくらい大切なんです。
タオル生地でさらっと快適、裏面は滑り止め加工でフローリングでもずれにくい一枚。
高密度の中綿でへたりにくく、丸洗いもできるので衛生的に使えます。
季節の防寒も兼ねたいなら、あったかマットタイプを。
保温性のあるやわらか生地で、冷えやすい床の上でも快適。
滑り止め付きで乗り降りのズレを軽減してくれて、シニア犬にも使いやすい設計です。

清潔感を最優先したい方には、抗菌・防汚タイプがぴったり。
抗菌・防汚加工に滑り止めを合わせた実用派で、ソファの上に敷いて汚れガードにも使えます。
上品なチェック柄で空間になじむのもうれしいところ。
大型犬でふんわり感も欲しい、というわがままには、こちらが応えてくれます。
毛足の長い シャギー(=ふわふわの起毛素材) マット。
厚めのクッションが体圧をやさしく分散し、丸くなる子にも伸びる子にも使いやすいフラット形状です。
滑り止め付きで大型犬にも対応。
最後に、段差の負担をさらに減らす置き方のコツを。
手作りの階段は「登るための工夫」、低いベッドは「登らずに済む工夫」。
両方をうまく組み合わせると、うちの子の毎日がぐっと過ごしやすくなるんですよ。
犬用ベッドの階段は、段ボールやすのこ、収納ボックスなどで手作りできます。
作るときは滑らない・ぐらつかない・角を丸くする・洗える、この4点を意識してあげると安心です。
そしてもう一歩踏み込むなら、そもそも高い場所に登らなくていい低いベッドを選ぶことで、段差の負担そのものを減らせます。
体圧分散や低反発・高反発、出入りしやすい低い縁、滑り止め、洗える素材、、、うちの子の状態や暮らしに合わせて、無理のない組み合わせを見つけてみてくださいね。
足腰の様子で気になることがあれば、獣医師にも相談しながら、あなたとわんちゃんにとって心地いい休息スペースを整えていきましょう。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
MofuRoom(モフルーム)は、ペットベッドに特化した専門通販サイトです。 「かわいいが基準のベッド選び」をコンセプトに、デザイン性と機能性を両立したベッドだけを厳選しています。
一般的なペット用品サイトとは異なり、ペットの睡眠習性を起点に、「素材の安全性」「保温性・通気性」「お手入れのしやすさ」「インテリアとの調和」の4つの基準で全アイテムを評価。
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