猫のベッドは保温力で選ぶ。寒がりさんが冬を快適に過ごせる選び方

寒くなると、うちの子がベッドの上で小さく丸まっていたり、暖房の前から動かなくなったり、、、そんな様子に「もっとあったかい寝床を用意してあげたいな」と感じている飼い主さん、多いですよね。
猫ちゃんは寒さに敏感な子が多く、冬の寝場所選びは健康にも関わる大事なポイントなんです。
この記事では、保温力で猫ベッドを選ぶときの考え方を、形・素材・機能の3つの角度からわかりやすく整理しました。
うちの子にぴったりのあったか寝床を見つけるヒントとして、ぜひ読んでみてくださいね。
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猫が寒さで丸くなるのはなぜ?保温ベッドが冬に効く理由
冬になると、猫ちゃんが体を小さく丸めて寝ている姿、よく見かけますよね。
あれは体の表面積を減らして熱を逃がさないようにする、寒さ対策の姿勢なんです。
猫はもともと暖かい場所を好む子が多く、快適に感じる室温は人よりも高めといわれています。
だからこそ、冬の寝床は「ただ柔らかい」だけでなく、体の熱を逃がさず包み込んでくれる保温力があると安心なんですよ。
とはいえ寒がり度合いには個体差があって、短毛の子・シニアの子・子猫はとくに冷えを感じやすい傾向があります。
うちの子の様子を見ながら、寝床のあたたかさを調整してあげたいですね。

保温力で選ぶなら、まずは「形」から考える
保温性は素材だけでなく、ベッドの形でも大きく変わります。
ここでは寒がりさんに人気の3つの形を見ていきましょう。
すっぽり包まれる「ドーム型」
ドーム型(=屋根付きで全体を覆う形)は、保温を重視するなら本当に頼れる形なんです。
天井があることで体温で温まった空気が中にこもりやすく、外の冷気をやわらげてくれます。
まずチェックしてほしいのが、こちらのドームタイプ。
ボア素材(=羊毛のようにふんわり起毛した、あたたかみのある生地)を使っていて、体を預けるとふわっと包まれる感覚があります。
縁に厚みがあるので、頭をのせて休む子にも心地よいつくりです。
もう少し広さがほしい子には、持ち手付きで模様替えもしやすいこちらも便利ですよ。
厚手のふわふわ素材で全方向から包み込む設計なので、寒がりな猫ちゃんの隠れ家としてぴったりなんです。

縁が高くて頭を支える「ドーナツ型」
ドーナツ型(=中央がくぼみ、縁がぐるりと高くなった形)は、丸まって寝るのが好きな子と相性がいい形です。
高い縁が風よけになって、体の熱が逃げにくくなります。
冬向けの厚手タイプなら、こちらがおすすめ。
コーデュロイ生地(=畝のある厚手の起毛素材で、見た目にもあたたかい)を使っていて、底には滑り止め加工も。
フローリングの上でもズレにくく、安定して休めるのが嬉しいポイントです。
もぐり込める「かまくら・スリッパ型」
「とにかく潜りたがる」という甘えん坊さんには、もぐれるタイプがよく合います。
布団のように中に入り込めるので、体温がこもってじんわりあたたかいんですよ。
スリッパのような形のこちらは、もぐり好きの子に人気。
短毛ボア素材で肌ざわりがやさしく、中にすっぽり入って丸まれる設計です。
リビングにも寝室にもなじむ、シンプルな見た目も使いやすいですよね。
包まれ感を強めたいなら、半円ドームのこちらも。
内側は裏起毛(=生地の裏をふわふわに起毛させた、保温向きの仕上げ)、外側はコーデュロイ調の上品な生地。
もぐり込みやすい形で、落ち着いて眠りたい子に向いています。
「素材」であたたかさは大きく変わる
同じ形でも、使われている素材によって保温力や肌ざわりはずいぶん違います。
ふわふわ・もこもこ系の素材は、空気をたっぷり含んで熱を逃がしにくいのが特長なんです。
長毛ボアのリッチな質感を楽しみたいなら、こちらが上質。
長毛ボア素材が愛猫を包み込み、半包囲型の立体設計で程よい安心感をプラス。
小枕付きで、頭をのせてくつろぐ姿が見られそうですね。
体格がしっかりした子や、ゆったり寝たい子には広めサイズを。
ふわふわのボア素材で、大きめの猫ちゃんでも窮屈になりにくい広々設計です。
持ち手付きなので、お掃除のときに動かしやすいのも地味に助かります。
見た目のかわいさも大事にしたい飼い主さんには、こんな子も。
熊の耳が付いたもこもこドーム型で、保温力もしっかり。
広い入口で出入りしやすく、冬の特等席になってくれますよ。

ワンランク上の保温を求めるなら
「もっとしっかり暖めたい」「素材にもこだわりたい」という方へ、少し特別な2つを紹介します。
まずは温度調節ができる、機能派のこちら。
取り外し可能な加熱シート付きで、季節や室温に合わせて暖かさを調整しやすいのが特長です。
2段構造で屋根の上でもくつろげる、遊び心のあるデザインになっています。
電気を使う製品なので、コード周りはいたずら対策をしながら、様子を見て使ってあげてくださいね。
天然素材の風合いが好きな方には、編み込みドームも。
天然草を丁寧に編み込んだドーム型で、程よい閉塞感が安心できる隠れ家空間に。
通気性もよく、爪とぎもできる機能的なつくりです。
最後に、かまくらのような包まれ感が魅力のこちらも見ておきたいですね。
コーデュロイ風の素材とふんわりクッションで、すっぽり包まれる安心感。
ナチュラルな見た目で、リビングにもよくなじみます。

買う前にチェックしたい3つのポイント
保温ベッドを選ぶとき、あたたかさ以外にも見ておきたい点があります。
- サイズ感:猫は丸まって寝るので、体長より少し大きめだと包まれ感が出やすいです
- 置き場所:窓際や床は冷えやすいので、できれば壁際や少し高さのある場所に
- お手入れ:抜け毛や汚れが気になるので、洗えるか・カバーが外せるかを確認しておくと安心です
素材によっては洗濯方法が異なるので、購入前に表示を確認してくださいね。
また、皮膚やアレルギーが気になる場合は、素材表示をチェックしたうえで、心配なときは獣医師に相談してみてください。
まとめ
猫ちゃんの保温ベッド選びは、形・素材・機能の3つを意識すると、ぐっと選びやすくなります。
包まれたい子にはドーム型やもぐれるタイプ、丸まって寝る子には縁の高いドーナツ型、こだわり派には加熱シートや天然素材、といった具合に、うちの子の好みに合わせてみてくださいね。
寒がり度合いには個体差があるので、最初は様子を見ながら、ベッドの場所やあたたかさを調整してあげるのが大事です。
この冬、あなたの猫ちゃんが「ここがいちばん落ち着く」と思えるあったか寝床に出会えますように。
監修者情報
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
【監修者プロフィール】
富崎 章子
- 三重県ドッグサロン「pawpad」店長
- 保有資格:認定トリマー/愛玩動物飼養管理士/動物取扱責任者/キャットグルーマー
- トリマー歴:20年
- ケア実績:犬猫あわせて数千頭
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