【専門家監修】「メインクーン」に合うベッドの選び方

ベッドは、愛猫にとって大切な「安心できる自分だけの場所」です。サイズや素材が合っていれば、落ち着いてぐっすり眠れる空間になります。反対に、体に合わないベッドを選んでしまうと、居心地が悪くなり、使うこと自体を嫌がってしまうことも。今回は、専門家監修の下、「メインクーン」に合うベッドの選び方を紹介。大切な家族をお迎えする前に、その子にぴったり合うベッドを用意してあげましょう。

監修専門家

メインクーンに合うベッドの選び方とは

サイズで選ぶ

ベッドは「成猫になったときの大きさ」を基準に選びましょう。(※成猫の目安は3〜4才頃です)

体長(胸の先からお尻までの長さ)は最低でも確保しましょう。 メインクーンの体長:40〜60cm

体にぴったりすぎるサイズだと窮屈に感じてしまいます。メインクーンは猫の中でも特に大きな猫種で、しっぽも長いため、体長より少しゆとりのあるサイズを選んであげましょう。丸くなって眠るだけでなく、横に伸びてくつろげる広さがあると安心です。大きめの子なら、しっぽの長さも考慮してかなり広めのベッドを選ぶのがおすすめです。

タイプで選ぶ

性格で選ぶ

・甘えん坊な子には…半ドーム型がおすすめ。ベッドに包まれる安心感と、飼い主さんのそばにいられる安心感の合わせ技で、リラックスして眠れます。

・自由が好きな子には…フラット型がおすすめ。体を伸ばして寝られるので、のびのび好きな子にぴったりです。

※ メインクーンは穏やかで人懐っこい一方、マイペースでひとりの時間も大切にする猫種です。甘えたいときに安心して休める半ドーム型も合いますが、大きな体をゆったり預けられるフラット型や浅い縁付き型のほうが使いやすい傾向があります。

暑さに弱い子に合うベッドを選ぶ

フラット型がおすすめ。なるべく熱がこもらないようにしてあげましょう。フラット型は愛猫の様子が見えやすく、暑さでぐったりしていないか確認しやすいのもメリットです。

さらりとした生地を選びましょう。起毛タイプは熱がこもりやすく、抜け毛も絡みやすいため、冷感素材やメッシュタイプで通気性を保つのがおすすめです。

※ メインクーンはダブルコートの長毛で毛量が多く、熱がこもりやすい猫種です。寒さには比較的強い一方、日本の暑さや湿度には非常に弱いため、夏場は通気性の良いベッドやひんやり素材のベッドに替えてあげると快適に過ごしやすくなります。

寒さに弱い子に合うベッドを選ぶ

ドーム型がおすすめ。保温性に優れており、風を遮断できます。

縁付き型と毛布のかけ合わせも効果的。本当に寒がりな子は、しっかりと体を覆ってあげることで対策しましょう。

※ メインクーンは寒い地方で生まれた猫で、比較的寒さに強い猫種です。ただし、シニア期や体調を崩しているときは冷えが負担になることもあります。冬場は床からの冷気を避けられる厚みのあるベッドを選んであげると安心です。

年齢で選ぶ

子猫時代(生後半年くらいまで) すぐに洗えるタイプがおすすめです。まだトイレの失敗や吐き戻しが起こることもある時期なので、すぐに洗えるものが便利です。においが残ると同じ場所で失敗しやすくなることもあるため、清潔に保ちましょう。メインクーンの子猫は成長に時間がかかりますが、骨格はしっかりしていくので、早い段階から丈夫なベッドを選ぶと安心です。

成猫時代(1才くらいから) なんでもOK!上記を参考に、その子に合ったタイプのものを選びましょう。季節ごとに変えるのもおすすめです。メインクーンは大型猫なので、見た目のかわいさだけでなく、底付きしにくいクッション性や広さを重視すると快適に過ごせます。

シニア・老猫時代(10才くらいから) ドーム型より浅い縁付きやフラット型と毛布の組み合わせがおすすめです。年齢を重ねると足腰が弱くなり、若い頃より段差が負担になることもあります。出入りしやすく、飼い主さんが体調変化に気づきやすい形を選んであげましょう。

※ メインクーンは体が大きいぶん足腰への負担もかかりやすいため、シニア期は特に体圧を分散してくれるクッション性の高いベッドがおすすめです。沈み込みすぎず、立ち上がりやすいものを選ぶと安心です。

メイン クーンのアイテム一覧

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メインクーンの特徴

メインクーンはアメリカ原産の大型猫で、「穏やかな巨人」とも呼ばれるほど大きく、落ち着いた性格をした猫種です。堂々とした見た目とやさしい気質をあわせ持ち、世界中で高い人気があります。猫の中でも特に大柄なため、見た目の迫力と穏やかさのギャップが魅力です。

外見

がっしりした骨格と長い胴、豊かな被毛、大きなしっぽが特徴です。耳先の飾り毛や胸元のふさふさした毛が印象的で、野性味のある華やかな見た目をしています。ダブルコートの長毛種なので毛量が多く、冬の寒さには比較的強い反面、暑さや湿気には注意が必要です。大きい個体では、しっぽを含めると全長が1メートルを超えることもあります。

性格

とても穏やかで、人にもよく懐く猫種です。飼い主さんだけでなく、家族や来客にも比較的フレンドリーに接する子が多い一方で、べったりしすぎずマイペースに過ごす時間も好みます。甘えん坊な面はありますが、無理に構われるよりも、自分から近づいてきたときにやさしく応えてもらうほうが安心できるタイプです。

身体

体高:25〜40cm(男の子女の子共に)

体長:50〜60cm(男の子)/40〜50cm(女の子)

体重:6〜10kg(男の子)/4〜7kg(女の子)

寿命:10〜13才

*体高…猫が立った状態で、肩から地面までの垂直の高さ

*体長…胸の先からお尻までの長さ

メインクーンを飼う際のポイント

飼育難易度 ★★★★☆

「穏やかな巨人」とも言われるメインクーンはとても穏やかな性格をしていて扱いやすいですが、尻尾を含めると1メートルを超える個体もいます。猫の中ではダントツで大きいため、そのぶん生活スペースやベッド、トイレ、キャットタワーなども大きめで丈夫なものが必要になります。ほかの猫に比べるとお世話の負担も大きく、初心者向けとは言いにくい猫種です。

お手入れのしやすさ ★★★☆☆

毎日1回のブラッシングで、毛玉になるのをある程度防げます。長毛で毛量も多いため、怠るともつれや毛玉ができやすく、抜け毛対策も欠かせません。大型猫は体重が重く足に負担がかかるので、定期的な爪切りも大切です。さらに毛量の多いメインクーンは熱中症にもなりがちなので、夏の冷房管理もしっかりおこないましょう。

甘えん坊度 ★★★☆☆

甘えん坊な性格の子が多く、飼い主さん以外にもよく懐きます。ただし、ずっと構ってほしいタイプというよりは、マイペースでひとりの時間も好む傾向があります。無理に触らず、近寄ってきたときに可愛がってあげると、ちょうどよい距離感で信頼関係を築きやすいでしょう。

寒さへの耐性 ★★★★☆

メインクーンは寒い地方で生まれた猫で、寒さには比較的強いです。一方で、日本の暑さや湿度には非常に弱い傾向があります。さらにダブルコートの長毛で熱もこもりやすいため、夏場は一日中冷房をつけておくくらいの温度管理が必要です。風通しの良い場所や涼しい寝床も用意してあげると安心です。

病気になるリスク ★★★★☆

遺伝的に心臓、血液、筋肉の疾患にかかりやすい猫種です。また、長毛の猫に共通して、胃の中に毛玉が溜まってしまう毛球症にもなりやすいです。大型猫のため体重管理も重要で、太りすぎると足腰への負担も大きくなります。定期検診やブラッシングなど、日々の取り組みによって健康を保ってあげましょう。