
おうちに猫ちゃんが2匹、3匹といると、ベッド選びって本当に悩ましいですよね。
せっかく用意したのに一匹が独り占めしてしまったり、逆にどのベッドも使ってくれなかったり、、、多頭飼いならではの「あるある」に頭を抱えている飼い主さんも多いはず。
実は、猫の多頭飼いでは“頭数”と“それぞれの性格”に合わせてベッドを選ぶのが、みんなが平和に暮らすコツなんです。
この記事では、取り合いを防ぐサイズ感や配置の考え方から、隠れ家タイプ・大きめタイプ・洗いやすいタイプまで、多頭のおうちにぴったりの選び方をまとめました。
うちの子たちみんなが心地よく眠れる一枚を、一緒に見つけていきましょうね。
記事の監修者
多頭飼いの飼い主さんから本当によく聞くのが、「1つ買ったら取り合いになった」「結局1匹しか使わない」というお悩み。
猫は基本的に自分だけの居場所を持ちたい生きもので、そこには個体差もありますが、他の子の匂いがついた場所を避ける子は多いです。
だからこそ、頭数や性格を無視して“とりあえず1つ”だと、うまくいかないことがあるんですよね。
多頭飼いのベッド選びで覚えておきたいのが、 「飼っている頭数+1」 という考え方。
3匹なら4箇所、というイメージです。
全部を立派なベッドで揃える必要はなくて、お気に入りの一等地ベッド+気軽な予備、くらいの感覚で大丈夫。
選択肢が複数あると、「あの子がいるからこっち」と猫ちゃん同士が自然にすみ分けてくれることが多いんです。
同じ部屋の隣同士に並べるより、高さや場所を変えて分散させると取り合いが減りますよ。
窓辺、ソファの陰、キャットタワーのそば、、、それぞれの子が「ここは自分の場所」と思える距離感が大事です。
仲良しの兄弟猫や、くっついて眠るのが好きな子たちには、広さに余裕のある大きめベッドが便利。
1匹で寝てもよし、2匹で寄り添ってもよし、と使い方に幅が出ます。
まずご紹介したいのが、季節をまたいで使えるゆったりサイズのこちら。
速乾素材と抗菌加工で、夏は涼しく冬は保温と一年中活躍してくれます。
高めのふちが猫ちゃんに安心感を与えてくれて、中敷きは取り外せるのでお手入れもラクなんですよ。

もっと大きな子や、ふっくらタイプの子にも対応してほしいなら、こちらの大空間設計もおすすめ。
花びらのようなクッションが全方位から包み込んでくれて、保温性も高め。
大きめサイズだから、2匹でくっついて丸まっても窮屈になりにくいんです。
それから、最初に複数まとめて揃えたい飼い主さんには、お手入れのしやすいセットものも心強い味方。
卵型で包まれる安心感のあるデザインに、高反発(=しっかり弾力があって沈み込みすぎない)クッションと枕がセットに。
各パーツが取り外せる3点セット仕様なので、清潔に保ちやすいのが多頭向きです。
多頭のおうちで意外と大事なのが、 「一人になれる場所」 を作ってあげること。
賑やかな環境が少し苦手な子や、怖がりさんには、屋根のついたドーム型(=すっぽり覆われて隠れられる形)がぴったりなんです。

このゆったりサイズのドームは、大きめの猫ちゃんものびのびくつろげる設計。
中のクッションは取り外せるので、汚れても丸ごとお手入れしやすいのが嬉しいところ。
真空圧縮で届くタイプなので、開封後2日ほどで自然にふくらみます。
甘えん坊さんや寒がりさんには、すっぽり包まれる全包囲タイプも。
外側はコーデュロイ(=畝のある丈夫な生地)、内側はボア(=ふわふわで保温性の高い起毛素材)の二層構造で、あったかさは抜群。
開閉自在だから、気分で「もぐる」「開ける」を選べるのもいいんですよね。
「頭数分そろえたいけど、床がベッドだらけになっちゃう、、、」
そんな多頭飼いのスペース問題を、縦に解決してくれるのが二段タイプ。
1つの設置面積で2匹分の居場所が作れるので、限られたリビングでも置きやすいんです。

天然素材(=通気性がよく自然な風合いの編み素材)の二階建てがこちら。
上段は見晴らし台、下段は隠れ家として使えるので、気分屋な猫ちゃんにもぴったり。
上が好きな子と下が好きな子で、自然とすみ分けてくれることもあるんですよ。
もう少し遊び心がほしいなら、こちらの二段式ハウスも素敵です。
丁寧に編み込まれた上質な天然素材で、リビングに置いてもインテリアになじみます。
吊り下げのおもちゃ付きで、くつろぎと遊び場を両立できる贅沢な一台。
正直、ここが多頭飼いで一番差が出るポイントかもしれません。
頭数が増えるほど抜け毛も匂いも増えるので、丸洗いできるかどうかは本当に大事です。

雲の上のような寝心地で、しかも丸洗いできるのがこちら。
立体的なふち取りが体を優しく包んでくれて、保温性も高め。
お手入れのしやすさと寝心地を両立してくれる、多頭のおうちに頼もしい一枚です。
シンプルに「とにかく洗えて長持ち」がいいなら、厚手タイプも候補に。
弾力のあるクッションをたっぷり使った厚手設計で、型崩れしにくいのがポイント。
洗濯機で丸洗いできるので、複数まとめてお洗濯したい飼い主さんにも向いていますよ。
最後に、季節ごとの工夫も少しだけ。
夏は猫ちゃん同士の体温でベッドがこもりやすいので、通気性や冷感を意識してあげると快適に過ごせます。
接触冷感(=触れるとひんやり感じる素材)を使った薄型マットで、犬猫兼用。
薄くて軽いので、頭数分そろえてあちこちに置きやすいのも多頭向きなんです。
冬は逆に、もふもふの保温系やドームタイプで「あったかい居場所」を増やしてあげると、奪い合いになりにくくなりますよ。
なお、新しい素材を取り入れるときにアレルギーが気になる場合は、素材表示を確認しつつ、かかりつけの獣医師に相談してみてくださいね。
多頭飼いの猫ベッド選びは、頭数+1・性格に合わせる・洗いやすさの3つを押さえると、ぐっとうまくいきます。
くっつきたい子には大きめを、一人になりたい子には隠れ家ドームを、省スペースには二段タイプを、、、と、それぞれの個性に寄り添って選んであげるのがいちばんの近道。
すべてを一度に完璧に揃えなくても大丈夫です。
うちの子たちの過ごし方を眺めながら、少しずつ「みんなのお気に入り」を増やしていってあげてくださいね。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
MofuRoom(モフルーム)は、ペットベッドに特化した専門通販サイトです。 「かわいいが基準のベッド選び」をコンセプトに、デザイン性と機能性を両立したベッドだけを厳選しています。
一般的なペット用品サイトとは異なり、ペットの睡眠習性を起点に、「素材の安全性」「保温性・通気性」「お手入れのしやすさ」「インテリアとの調和」の4つの基準で全アイテムを評価。
愛猫・愛犬が本当に使ってくれるベッド選びをサポートします。